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Ubuntu22.04にNginX Proxy Managerを構築して、リバプロしてみる
諸事情でリバースプロキシを構築しないといけなければならなくなったので、その備忘録です。
Dockerのインストール
Dockerのインストールについては、別の記事でまとめているので、そちらをご覧ください。
Nginx Proxy Managerのインストール
続いて、本題である「Nginx Proxy Manager」の構築を行っていきます。
適当なディレクトリを作成し、作成したディレクトリに移動します。
mkdir <適当の名前(今回はnginx-proxy)>
cd nginx-proxy
config.json
を作成していきます。
nano config.json
config.json
の内容
{
"database": {
"engine": "mysql",
"host": "db",
"name": "npm",
"user": "<適当な名前>",
"password": "<適当なパスワード>",
"port": 3306
}
}
続いて、Dockerの設定ファイルを作成していきます。
nano docker-compose.yml
docker-compose.yml
の内容
version: '3'
services:
app:
image: 'jc21/nginx-proxy-manager:latest'
ports:
- '80:80'
- '81:81'
- '443:443'
volumes:
- ./config.json:/app/config/production.json
- ./data:/data
- ./letsencrypt:/etc/letsencrypt
restart: always
db:
image: 'jc21/mariadb-aria:latest'
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: 'npm'
MYSQL_DATABASE: 'npm'
MYSQL_USER: '<config.jsonで決めたユーザー名>'
MYSQL_PASSWORD: '<config.jsonで決めたパスワード>'
volumes:
- ./data/mysql:/var/lib/mysql
restart: always
書いたら、Ctrl+O
からのCtrl+X
でnanoエディタを閉じます。
これで、前準備はできたので、起動していきます。
docker compose up -d
初回起動時はダウンロードなどで5分ほどかかりますが、気長に待ちます。
Webからアクセスしてみる
コマンドの実行が完了したら、Webブラウザを開いて、アクセスします。
http://<IPアドレス>:81
初期ユーザー名と初期パスワードは下記の通りです。
ユーザー名: admin@example.com
パスワード:changeme
ログインすると、初期設定が始まります。画面の指示に従って登録していきます。
ユーザープロフィールの登録
パスワードの変更
登録完了後
終わりに
最近は、GUIで手軽に管理できるツールが増えてきて、「簡単な時代だなぁ」と思うようになりました。
うれしい反面、「コマンドでも同じことができるようにならないと」と焦燥感に駆られている今日この頃です。
まあ、駆られるだけでやらないのがオチなんですけどね笑
以上
参考記事
・Ubuntu 22.04 LTSへの最新版Dockerのインストール
・Docker Compose can't execute: "Command 'docker-compose' not found"
・Securing NGinX Proxy Manager
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