Linux Lite 7.2.0をラップトップPCにインストールする
富士通のLifebook U939/CにLinux Lite 7.2.0をインストールした。
このPCは散歩で寄った喫茶店でちょっとした作業をするのに使っている。作業は
- VS CodeによるC/C++プログラミング
- VS Codeでの作文
- GitHubへのアクセス
- BlogやSNSへのアクセス
である。これまでWindowsで行っていたが、8GBのマシンのWSLでビルドをするにはプロジェクトが重くなってきたので、いくつかのLinuxを試している。
Linux Liteは軽量Ubuntuのひとつで、日本ではほとんど知られていない。
インストール
インストールは特に問題なく行えた。インストーラのデザインは異なるが、基本的にUbuntuと同じである。
起動
Ubuntu / Kubuntuと比べて遅い。
日本語IME
Fcitx5-mozcを問題なくインストールして設定することができた。
VS Code
MSのサイトからdebをダウンロードし、問題なくインストールできた。
ブラウザ
珍しくChrome browserが標準。Chromiumではない。
sudo apt remove google-chrome-stable
sudo apt install firefox
Capas LockのControl化
GUIツールが見つからなかったのでコマンドで対処。
setxkbmap -option ctrl:nocaps
ツールバーのアイコン
Panel Preferrence ウインドウのItemsを編集する。Launcherにアプリケーションが登録されている。
その他のツール
Ubuntu並。グラフィックス関係はWindowsに20年くらい劣っていて、スクリーンショットをさくっとクロップしたいときですら、死ぬほど試行錯誤することになる。Ubuntuは最近スクリーンショット機能が大進化してこの辺が改善されたがLinux Liteはまだまだ。
タッチパッド
Ubuntu並。Windowsでは「マウスを接続したときにタッチパッドをディセーブルする」機能があるが、Linux Liteにはない。
最後に
この文書はLinux Liteで書いた。タッチパッドが邪魔なのと、スクリーンショットを加工しにくいのでなかなかめんどくさかった。Panel Prefのスクリーンショットを掲載しようと思ったがギブアップ。まぁ、ちょっとしたプログラミングになら、というところ。
で、肝心の軽いか否か。
コンピュータ軽さ重さには2種類あると思っている。
- ウインドウの外側の軽さ重さ。
- ウインドウの内側の重さ軽さ。
(1). はデスクトップ・マネージャのレスポンス次第。Linux Liteの場合これは軽い。WindowsよりUbuntuよりKubuntuより軽いと思う。
(2). はCPUとSSD次第で、結論から言うとUbuntuやKubuntuと変わらない。Windows WSLよりはメモリがある分だろうか、わずかに速い。
ということで、残念ながら「羽のように軽い」のはCosmeticsのみ。ビルドが速くなるなんてことはそうそうないよね、という話。