IMEのON/OFFには変換/無変換キーを使おう

2025/02/06に公開

JIS配列キーボードをお使いの皆さん、日本語/英語入力の切り替え(IMEのON/OFF)にはどのキーを使っていますか?[全角/半角]キーをお使いの方、手の移動量が多いと思いませんか?

IMEのON/OFFには[変換][無変換]キーを活用しましょう。英語交じりの日本語入力がぐっと楽になります。

[変換][無変換]でIMEをON/OFFするメリット

最大のメリットは左手首の移動量の削減です。

日本語と英語の入力を煩雑に行う場合、デフォルトでは左手小指で[全角/半角]キーを頻繁に打つことになります。当然、左手首の移動量は多くなります。大量の文章を打ち込む際、これは結構な負担になります。

一方で、JISキーボードの場合、[変換][無変換]キーはほとんど使われていません。そこでこれらのキーをIME ON/OFFに再割り当てすることで、IMEのON/OFFを親指で制御できるようになります。その結果、左手首の移動量は劇的に減ります。

Windows 11での設定

[WIN]キーを押して出てくるメニューにIMEと入力し、日本語IME設定を開いてください。時刻と言語 > 言語と地域 > Microsoft IMEが現れますので、キーとタッチのカスタマイズをクリックしてください。すると以下の画面が現れます。

無変換キーにIME-オフを、変換キーにIME-オンを割り当てます。

Linux Desktop(fcitx5)での設定

Fcitx Configurationを開き、Global Optionタブをクリックします。Activate Input MethodをHenkanに、Deactivate Input MethodをMuhenkanに割り当てます。

終わりに

IMEのON/OFFを親指に置くことで、左手首の移動量が劇的に低下します。ぜひ試してみてください。

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