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yabai + skhd でフォーカスを当てたウィンドウを分かりやすくする(JankyBorders)
はじめに
以下の記事を参考に yabai + skhd
の環境を作ったのですが,skhd
によって行ったフォーカスの移動先が分かりづらく,Vim
の操作がブラウザに入力されてしまう事象が度々生じていました.
そこで,今回は JankyBorder というフォーカスの当たったウィンドウをビジュアル化してくれるツールを試してみました.
インストール
github のREADME に従って,インストールします.
brew tap FelixKratz/formulae
brew install borders
yabai
を利用している方は yabairc
[1] の最後に下記のコードを記入しておくことで,yabai
を起動すると一緒に本ツールを実行してくれるようです.
yabairc
borders active_color=0xffe1e3e4 inactive_color=0xff494d64 width=5.0 &
改良
実際に起動したところ以下のようになりました.
ただ,これでは少し分かりにくかったです.
例えば,ライトテーマにおける safari
のような白を基調としたウィンドウでは違いが分かりにくいですし,個人的にはinactive_color
が不要でした.
そのため,yabairc
に追記するコードを以下のように変更しました.
yabairc
borders active_color=0xcc00ff80 width=6.0 &
yabai
と併用しない場合は $HOME/.config/borders/bordersrc
を作成し,次のようにする事で同様のことが可能なはずです.(未確認)
bordersrc
#!/bin/bash
options=(
style=round
width=6.0
hidpi=off
active_color=0xcc00ff80
)
borders "${options[@]}"
起動後は以下のようになります.
-
yabairc とは yabai 起動時に自動で読み込まれる設定ファイルのことで,指定された場所にあれば起動時に参照されます.私は他の設定ファイルとの兼ね合いから
$HOME/.config/yabai/yabairc
においています.詳しくは次のドキュメントを参照してください.https://github.com/koekeishiya/yabai/wiki/Configuration ↩︎
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