フルリモート×安心感!エンジニアのオンボーディングをご紹介!
こんにちは!
SecureNavi プロダクト開発部エンジニアのHayaと申します。
プロダクト開発部では、エンジニアが自立して開発できるまで、1ヶ月のオンボーディング期間を設けています。
私自身フルリモートのオンボーディングは、会社の雰囲気に慣れたり、開発ルールを理解できるかなど入社前は不安でした。
しかしSecureNaviでは、フルリモートでもスムーズに環境に慣れて開発に携われるように、工夫が詰まったオンボーディングを行っています!
SecureNaviでの仕事に興味がある方や、フルリモートのオンボーディングに興味がある方のご参考になると嬉しいです!
筆者のプロフィール
東京在住のWebエンジニアです。
公法人の広報、医療系スタートアップでエンジニア等を経て、SecureNaviに入社しました。
現在はプロダクト開発部でSecureNaviの開発に携わっています。
趣味はプロ野球が好きで(特に中日ファン)全球団の選手の成績データを見たり、毎日1万歩以上ウォーキングしたり、メダリストという漫画を読んで号泣しています。
入社エントリも書いたので、よろしければご覧ください!
オンボーディングの4つの特徴
本題に入る前に、SecureNaviのオンボーディングの特徴を4つご紹介します!
自分のペースで進めていける、心理的安全性の高さ
オンボーディングの最初に「焦らず着実に進めてください」と伝えられます。
私は入社直後、環境の変化と早く戦力になりたいという焦りで、余計に気を張っていました。
そんな中、上司からも「オンボーディングの目的は「理解すること」なので焦る必要はないですよ!」と言っていただいたことで、自分のペースで進めることができました。
大半が中途採用者なので、プロダクト開発部でも新入社員に配慮したオンボーディングが設計されています。
ウェルカムドキュメントの冒頭に「焦らず着実に進めてください」と書かれています
困りごとにもすぐサポートを受けられる仕組みと文化
フルリモートで入社すると、誰を頼って良いかわからず、コミュニケーションに困ることが多いと思います。
プロダクト開発部では、上司との週1回の1on1、メンター制度、自分のtimesチャンネルでカジュアルに発信できるなど、随時コミュニケーションしながらサポートを受けられる仕組みがあります。
実際に朝会やSlackで質問すると、メンター問わずチーム全体で丁寧にサポートいただき、安心して慣れていくことができました。
あらかじめメンターが決められていて、サポートするためのミーティングが設定されています
ドキュメント化されたオンボーディングプログラム
プロダクト開発部用のオンボーディングプログラムが用意されており、チェックリスト形式で進めることができます。
各リストごとに、プロダクトの仕様や開発ルール、ツールの使い方まで、体系的に整理されたドキュメントが用意されており、迷うことなく進めることができます。
トグルを開くとたくさんのチェックリストが用意されています
新人でもどんどん意見発信ができる
弊社では入社歴を問わず、新人の新鮮なフィードバックを大切にする文化があるため、誰でもフラットに改善に向けた意見発信をすることができます。
私もオンボーディングプログラムについてさまざまな意見を出し、反映してもらうことができました。
オンボーディングを受ける側の意見を大事にしています
1ヶ月のオンボーディングの流れ
より具体的なオンボーディングの進め方をご紹介します!
ウェルカムドキュメントを読む
最初にウェルカムドキュメントが渡されるので、上司から説明を受けながら、組織図や役割、今後のオンボーディングの進め方等を理解します。
メンターの紹介をしてもらい、以後は主にメンターに頼りながらオンボーディングを進めることになります。
入社時点でメンターが決められています
オンボーディングドキュメントの各項目を進める
「4つの特徴」でご紹介したプロダクト開発部用のオンボーディングプログラムを、下記の通り進めていきます!
プロダクト開発部のルールを理解する
プロダクト開発部に関わるさまざまなドキュメントを読みます。
プロダクト開発部の役割、会議体、エンジニアルールブックなど、まずは部署の概要から理解します。
- 開発運用ルール
- メンター制度について
- プロダクト開発部の役割
- エンジニアルールブック
- 社内ITポータル など
SecureNaviについて理解する
開発を担当する自社サービス「SecureNavi」について理解します。
営業の方々が業務で実際に使われている紹介資料や商談時の顧客とのコミュニケーションの様子やポイントを理解するドキュメントを読み、SecureNaviの機能や特徴を理解していきます。
私は前職でSecureNaviを使ったISMS認証取得経験がありましたが、改めてSecureNaviについて学んでみると、作る側の視点で新たな発見や気づきを得られて面白かったです。
経験上、いざ開発に入るとどうしても実装に集中しがちで、サービスの売り方やビジネスの視点は後回しになりがちです。しかし、営業の現場でどう使われてるのかを知ると、「あ、こういうところが刺さってるんだ」とか「こういう伝え方をしてるのか」といった新たな気づきがあり新鮮でした。
各ツールのアカウント作成
プロダクト開発部ではたくさんのツールを利用するため、順次セットアップ作業を行っていきます。
これら開発ツール以外にもたくさんのツールを使っています
開発環境を構築
貸与されたPCで、SecureNaviを開発するための環境を構築していきます。
READMEに一連の構築フローが記載されているので、その通りに進めていきます。
その他にも、AWSへの接続、E2Eテストの環境構築、Cursor(標準エディタ)の設定等も行います。
開発環境を構築する際に、初期設定を行なってくれるシェルスクリプトがあり、基本的な環境は1アクションで完了して感動しました。
SecureNaviのISMS・PMS構築ガイドを完了させる
SecureNaviの仕様理解とドメイン知識を深めるために、メイン機能であるISMSとPMSの構築ガイドで実際に構築していきます。
非常にたくさんの機能を使わないと構築が完了しないので、完了する頃には仕様のイメージが少し湧くようになっています。
実際にユーザー目線で利用してみて感じたことを、「新人フィードバック」としてPdMに共有します。
私は前職でISMSは構築しましたが、PMSを構築したことはなかったので、想像以上に要件が異なり驚きました。
機能をより良くするため、新人のフィードバックも収集しています
開発フローを理解する
開発からリリースに至る一連の開発フローを理解します。
プロダクト開発部のメンバーが共通認識で開発を進められるように、標準化されたドキュメントがあります。
最初は膨大なドキュメントに「この量を覚え切れるのか!?」となりましたが、そもそも都度参照すれば良いので全て暗記をする必要はなく、昨日の夕飯を忘れる私でも1ヶ月立つと日常業務はこなすことができるようになってきました。
- 開発フロー
- リリース手順
- コーディング規約
- コーディングレビュー規約
- E2Eテスト規約 など
AI駆動開発の心得を理解する
SecureNaviでは、AI駆動開発を積極的に取り入れていて、色々な取り組みが進んでいます。
たとえば、エンジニア全員がAIコードエディタの「Cursor」を使えたり、自律型AIエージェントの「Devin」に開発を任せることもできます。
オンボーディングでは「AI開発の心得」を読んで、AIとの付き合い方や活用の考え方を学びます。
AI駆動開発を進める上でのオンボーディングも随時アップデートしており、早期に活用できるように整備を進めています。
私はこれまでChatGPTやGitHub Copilotは使ったことがありましたが、CursorやDevinは今回が初めてでした。
使ってみたらCursorが便利すぎて、思わずプライベートでも課金してしまいました。
Devinも新しく作ったReactコンポーネントのテスト(Vitest)を一瞬で書いてくれて感動しました。
AI駆動開発のコツを理解することができます
タスクのアサイン
オンボーディング期間の後半から、実際の開発を体験するために、タスクをアサインしてもらいます。
JiraやNotionなど、タスク管理で必要なツールのドキュメントを読みます。
私は少しずつ慣れていきたかったので、軽めのタスクを3つもらい、徐々に流れをつかんでいきました。その後、チームのメインタスクに入っていきました。
メンバーによっては最初から大きめの実装に取り組んでる人もいて、どのタスクを担当するかは、周りと相談しながら決めていくスタイルでした。
実際の開発業務へ
アサインされたタスクを開発していきます。
開発フローのドキュメントを参考に、メンターのサポートも受けながら進めます。
数種類のタスクをこなすので、実践しながら開発の理解を深めることができます。
私は最初に簡単な文字列を変更するタスクを担当したのですが、PRを出してマージされた時は肩の荷が下りた感じがしました。
- 実装
- 不具合対応
- 作業依頼
- 仕様問い合わせ など
以上でオンボーディングが完了です!
オンボーディングが終わっても、随時質問しながら業務に臨むことができます。
最後に
SecureNavi プロダクト開発部のオンボーディングをご紹介しました!
フルリモート企業かつエンジニア職の中途入社には不安を感じる方も多いかもしれません。
私自身、右も左も分からない状態でのスタートでしたが、SecureNaviではそんな不安を払拭し、新入社員がいち早く活躍できる仕組みが整えられていると感じました。
特にメンバーの皆さんの親身なサポートや、必要な情報にアクセスできるドキュメントのおかげで、スムーズに環境に慣れることができました。
私はオンボーディング期間を終え、今はチームの一員として自信を持って日々の開発業務に携わることができています。
この記事が、SecureNaviでの働き方やオンボーディングに興味を持ってくださった方の参考になれば嬉しいです!
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