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第二章: 実践へ

2022/06/21に公開

#いざ、実践へ

GASでGmailを操作

GASでは無料でありながら様々な機能が用意されています
その中の一つでGmailAppを呼び出すことができます

GmailAppとは

簡単にいうとGmailをJavascriptで操作してメールを送ることができる機能です

ステップ1. メールを送信するために必要なパラメータの設定

メールを送るために最低限必要な情報をいくつか考えてみよう、これはプログラムでも同様です

  • recipient: メールの受取人
  • subject: メールの題名
  • body: メール本文

必要な情報は主に上の3つです

この情報を「定数」として定義していきます。

Javascriptでは定数を定義するとき、constを使います。次のように書いてみましょう

const recipient = "受取人のメールアドレス"
const subject = "好きなタイトル"
const body = "メール本文"

これは
const 定数に名付けたい名前 = 定義したい定数
で表すことができる

しっかり情報が入っているのか確認したい場合はLogger.log()で確認することができます
次のように書いてみましょう

Logger.log(recipient)
Logger.log(subject)
Logger.log(body)

思い通りの値が出力されていれば成功しています

送信してみよう

次のように書いてみましょう

コード.gs
const recipient = "受取人のメールアドレス"
const subject = "好きなタイトル"
const body = "メール本文"

GmailApp.sendEmail(recipient, subject, body)  //"sendEmail()"するために必要なパラメータを渡している

公式ドキュメントで仕様を確認

Webに公開されているツールのうち、ほとんどのものは製作者が公式にドキュメントを公開している。公式ドキュメントとはいわば説明書のようなものです。そして次のリンクがGASの公式ドキュメントです。参照し、今回使ったコマンドが解説されているページを探してみてみましょう
https://developers.google.com/apps-script/reference/gmail/gmail-app

見つかりましたか?正解はこちらです

https://developers.google.com/apps-script/reference/gmail/gmail-app#sendEmail(String,String,String)

以上で第ニ章は終了です

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