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週次ふりかえりをやってみた
はじめに
セカンドセレクション技術部のumemotoです。
この記事は、プロジェクトで取り組んでいる「週次ふりかえり」を見返してみて「良かった点」「問題点」をまとめてみました。
2023年12月頃から実施している取り組みのため、未熟な部分が多々あります。そのため、現在も継続してこの取り組み自体も改善中です。
週次ふりかえり
「週次ふりかえり」と呼んでいる取組は"短いスパンでふりかえり、小さな改善を積み重ねる"がコンセプトになります。
経緯
弊社は数年前からプロジェクト完了時にふりかえりを行っております。
個人的には「プロジェクト完了時のふりかえり」は、"3ヵ月程度期間を一度でふりかえりするため、完了時には開始付近の課題などの記憶が薄くなりがち"という問題点があると考えてます。
そこで、2023年12月頃から実施を試みたのが 「週次ふりかえり」 です。
「プロジェクト完了時のふりかえり」の問題を解決するために、"短いスパンでふりかえりを実施"に主軸をおいた取り組みにしました。
短いスパンで実施することで、新鮮な記憶でふりかえりかつ 小さなカイゼン を積み重ねることができます。
実施方法
実施方法としては以下になります。
-
タイミング・周期
- 毎週金曜日の終礼
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実施時間
- 05~15分程度
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記録方法
- GitLabにマークダウン形式で残す
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ポイント
- ファシリテータが深堀を促したり、別プロジェクトでの知見を共有する
実践例
「チャットやWeb会議などがほぼなく、結果的に出戻りが多い」という課題を持ったプロジェクトがありました。
※ 新人によくありそうですが、極端に言うと「なにか詰まってしまっても朝礼と終礼でしか連絡がない」という状態です。
週次ふりかえりを実践したところ、各自でどこに課題があるのかを認識・カイゼンが少しずつ現れました。
- 課題
- チャットやWeb会議などがほぼなく、結果的に出戻りが多い
- カイゼン
- 自発的なコミュニケーションが以前と比べ増えた
- 確認が増えたため、出戻りも以前に比べて減った
- メンバーからの声
- 「実施から1ヵ月ぐらいで目に見えて効果が出てきたので、よい取り組みだと思ってます」
おわりに
今回は、「週次ふりかえり」という取り組みについてまとめてみました。
この取り組みをふりかえり手法のKPTで「良かった点」「問題点」をまとめると以下になります。
- K(Keep)
- 短いスパンでふりかえりを実施する
- ファシリテータが深堀を積極的に促す
- P(Problem)
- 良かった点や課題が先週と同じになることが多々ある(マンネリ化)
- T(Try)
- ふりかえりの目的や課題を明確にする(マンネリ化を防ぐ)
参考・出典
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