Closed5
NEC IX2215 + AT-x510-28GTXでDLNA/DTCP-IPを使う
業務用ルーターにありがちなDLNA/DTCP-IP使えない状態のメモ。
- DTCP-IPを使ったダビングを行う際に、ダビング先の機器の探索ができたりできなかったりする
- ダビング途中でコネクションが切れているのか、ダビングが失敗する
- DLNAも同様に、機器の探索ができたりできなかったりする
機器構成は
- NEC IX2215(IPoE+PPPoEを収容。タグVLANを設定)
- AT-x510-28GTX(802.1qタグを見てアクセスポート振り分け)
なお、DLNA/DTCP-IP利用機器はいずれも同一VLAN内に所属している。
端的に言うと、DLNA/DTCP-IPは機器探索にマルチキャスト通信を利用しており、その通信の無駄を省くために行われているIGMPスヌーピング(IPv6の場合はMLD)が悪さをしているらしい。
TP-Link製ルーターでこの設定がデフォルト有効になっていて、同様の症状が発生することがあるとのこと。
上記のブログ記事が分かりやすくIGMPスヌーピングの挙動を説明している。
上位にマルチキャストルーターが存在しないのにスヌーピングが有効になっているので、マルチキャストパケットが行先不明のままになっちゃっているということのようだ。
IGMPスヌーピングを無効にしても動くは動くのだが、なんか気持ち悪いので、IGMP Querierを有効にしてみる。
これでしっかり動作した。ダビングが途中で途切れることもなくなった。やったー
このスクラップは2022/09/28にクローズされました