目標設定とタスクの落とし込み方
社内のLTで書いた内容をここにも記載します。
私はQuizKnockさんのヘビーリスナーなのですが、「QuizKnockと学ぼう」チャンネルで目標の決め方についての配信を行っており、私の考えもほぼ同じだったのでこちらにもまとめます。
世の中にはいろいろな目標達成のハウツーがありますが、比較的シンプルでわかりやすく、言語化に慣れていない人も取り組みやすいのではと思います。
私は期限を決めて目標を立てないと動けないので、ここまでしっかり決めずとも毎月「今月はあれやろう」とぼんやり決めることで自分にカツをいれています。
目標シート
引用元: https://twitter.com/QuizKnock_manab/status/1486685425704087553
一つの目標を5つに段落分けして進めていく方法です。
STEP1 目的・なりたい状態
ここに最終的になりたい目標と、いつまでに達成するかを決めます。
例
- 半年後までに転職する
- 今年中にWebサイト1から全部デザインできるようになる
- 3ヶ月後までに-10kgのダイエットをする
- 30歳までにパートナーを見つける
etc…
ここの目標は抽象的で大丈夫です。
STEP2 1のためにやるべきこと
STEP1で決めた目標を達成するために、やるべきことを洗い出します。
できるだけ具体的に記入することが大事です。
個人的にはこの項目の粒度は「数週間〜1ヶ月以内で完了できるタスク」くらいまで落とし込むと、タスクの量としてほどよいと感じました。
- 自己分析
- 自分の得手/不得手を明確化する
- 企業選びの軸を明確化する
- 10年後どんな自分になっていたいかを考える
- ポートフォリオサイト制作
- 掲載する作品を選定
- どの媒体で制作するか
- 選考
- 企業探し
- 応募・連絡
- 面接
STEP3 この1ヶ月で使える時間
1ヶ月で使える時間を算出します。
あくまで無理のない、現実的な時間を記入することが大切です。
- 1h×20日(平日1hずつ)=20h
STEP4 2の中で、この1ヶ月で進めること
3で決めた時間内で達成できる目標を決めます。
- 自己分析:自分の得手/不得手を明確化する
- 自己分析:10年後どんな自分になっていたいかを考える
STEP5 1日あたりどのくらい進めるか
1日あたりどのくらい進めるかを記入します。
どの時間に進めるかも意思決定を強くしたり、習慣化したりしやすくなるので、
決められる人は決めたおいた方が良いでしょう。
- 1h(始業前/就寝前)
ただ、個人的には1日ごとに細かく決めるよりも、1週間単位で考えるくらいがちょうどよいと考えています。
急用・急病で1日動けなかった場合にも前後の日程で巻き返すことができ、できなかった時に落ち込むことを減らすという理由です。
以上が目標シートの書き方でした。これを元に1ヶ月動いてみます。
100億倍わかりやすい本家の配信はこちら
「QuizKnockと学ぼう」初回オリエンテーションLIVE
https://www.youtube.com/watch?v=PDz9BbZBgCg&t=1s
振り返りシート
引用元: https://twitter.com/QuizKnock_manab/status/1486685425704087553
1ヶ月経ったら振り返りを行います。
振り返りを行うことで目標の立て直しや軌道修正を行います。
点数・点数の理由
「今月立てた目標が達成できたか」という視点で点数付けしていきます。
また、その点数にした理由なども記載していきます。
- 80点
- 面接で聞かれるような得手不得手の言語化はできた
- 10年後どうなっていたいかが詰めきれていないので-20点
よかったこと
1ヶ月を振り返ってよかったことを無理矢理にでも最低3つ以上書き出します。
具体的に書くことで復習にもなり、「できたつもりになっていた」ことも発見できます。
- 周りにインタビューを行い、自分の気づかない良いところを知ることができた
- 言語化する習慣が身についた
- いきたい企業の方向がわかった
改善点・改善策
振り返って改善点とその改善策を具体的に書き出します。
これも無理矢理にでも3つ以上書き出します。
具体的に書くことで、来月以降の目標の指標にもなります。
- 毎日は続けられず、時間が足りていなかった
- 毎日5分でもいいから記録する習慣をつける
- 10年後の自分のイメージがつきにくかった
- 情報収集を行い、先輩たちがどういう生活をしているか知る
- 知った不得手の部分が大きい
- 他の領域でカバーできるアピールポイントを探す
できるようになったこと
最後にどんな小さなことでも良いので、具体的にたくさん書き出します。
「勉強する気になった」というようなどんな小さなことでもOKです。
よかったことと合わせて自己肯定感をあげるのもありです。
- 将来のことについて考えるきっかけになった
- 得手不得手の解像度を上げられた
- 説明する力がついた
etc…
ここまでが振り返りシートの記入例です。
ここから再度次月の目標を立てて振り返り…と繰り返してゆきます。
100億倍わかりやすい本家の配信はこちら
【振り返りLIVE】QuizKnockと8月を振り返ろう!【生放送】
https://www.youtube.com/watch?v=oK_dZpQIXUk&t=2585s
実例
個人的な実例を紹介します。1ヶ月単位で目標を決めて上手くいった例です。
※2020年11月のもので、当時はこのシートはなかったのですが、後から同じように当てはめてみました。
目標シート
1ヶ月でwebpackのテンプレートを作るという目標から逆算し、2週でwebpackの基本の理解、2週で実際のテンプレートを作成するというざっくりとした目標で動いていました。
そして業務の合間、終業後の時間を使用していたので、20H使用する計算でいました。(が、実際は休日も学習動画を見ていたので30Hくらいはかかっているのではと思います)
振り返りシート
点数は最低限動くテンプレートが作成できたので90点としています。
webpackの純粋なファイルだけでなくSassの見直しも入り時間がかかってしまったことや、細かいloaderの設定が詰められていなかったので-10点としました。
考え方
この目標達成方式でQuizKnockの皆様が言っていたこと、私が考えたことです。
できなくたって落ち込まない
動画内でも言ってましたが、振り返りは「自分の行動を見返す」ものであり、初めて見るまで気付かないこともあります。
修正して来月以降に活かすことができればOKです。
「よかったこと」「できるようになったこと」をたくさん書いて自己肯定感やモチベーションをあげるのも大切なことだと感じました。
言語化の大切さ
ありとあらゆるところで言語化言語化〜と言われてきて、ちょっと食傷するときもありますが、
何も考えずダラダラ勉強するより、ロールモデルを追いかけたりし、自分がなりたい人物像を明確化することで、
目標やタスクの方向性も決まり成長につながるではと思います。
QuizKnockさんも月一でライブ配信を行っていますが、目標は月単位で考えるのがわかりやすく・先回りや巻き返しで調整できる良いスパンではないかと感じます。
「QuizKnockと学ぼう」チャンネルでは、週に数回勉強会ライブというもくもく会のようなライブ配信を行ったり、Twitterに目標宣言所があったりと、1人でも勉強する気になることのできる場所を提供してくれるので使ってみてください☺️(推しの布教)
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