『雨の日だけの図書館』というサービスをつくりました
(スマートフォン推奨)
東京で雨が降っている時だけ、本が閲覧できる図書館です。
入館すると青空文庫の中の書籍のうちの一部がランダムに表示されます。
Twitterアカウント(@rainydaylibrary)をフォローしておくと開館した日に通知がきます。ぜひフォローしてください!
コンセプト
憂鬱な雨の日も少しでも楽しく過ごせるきっかけになればいいな。
知らない本にも出会えるきっかけになればいいな。
と思い制作を進めました。
私自身、気象病持ちで低気圧の日は憂鬱になってしまうことも多いので、ベッドで寝ながらでも何か楽しめるものを作りたいと思いました。
プロジェクトについて
思いついたのは2020年5月頃、それから6月中のリリースを目指し急いでデザインとフロントを作ったものの
雨の日の天気出しわけや書籍のランダム表示などに苦戦している中梅雨が終わってしまいました…。
そんな中2021年に入り、MEEETを通じて週末にものづくりをしようプロジェクトが発足しました。
本サービスのことを話したらメンバーの方々が興味を持ってくれたので、バックエンド部分をにしこさん@pandeiro245にお願いすることになりました。
デザイン
ブラウジングデザインなので、カンプデータは作成していません。
昨年作成しているデザインでは水色のポップなテイストでしたが、今年改めて制作を進めていく上でがらっと改修を行いました。
紙をベースにしたより「文学っぽい」作りにし、読みやすいデザインに改修しました。
2020年にブラウジングデザインで作成したもの
フロント
昨年の段階で設計したものはソースが煩雑だったので、BEM/FLOCSS設計で書き直しました。
とはいえHTMLの構造まで修正する時間はなかったので、いわゆるBEM設計の秩序的な箇所からは少しずれている点も多々あります。
正直3ページ程度のページ構成なのでCSS設計を採用する必要性も高くなかったのですが、私の練習のため取り入れました。
天気について
私が昨年の時点でフロントで設計しようと思っていた方法は、OpenWeatherAPIを使用して天気情報を取得していたのですが、
あまりリアルタイムで正確なデータが取得できないことがわかりました。
そこでYahoo天気APIを使用することになりました。降水量で判定を行っています。
- APIの天気情報でなく降水量で取得すること
- 雨カウントしたらいつまで開館する設定にするか
といった仕様策定など、一人でやっていたら気付けない点でした…!
ことばについて
アバウトページやTwitterなどに掲載する文章は、何回か書き直しをしています。
硬くなりすぎず砕けすぎず…館長(カエル)が語りかけるようなことばにしました。
憂鬱な日でも寄り添ってくれる館長です:)
1年以上寝かせ…温めていた(ものは言い様)プロジェクト、無事リリースできて良かった!
リリースしてから数日、想像以上に雨が降らなかったので開館時間の調整などは様子をみて行っていきたいと思っております。
ゆくゆくは場所や書籍の数などアップデートしたいなと考えております。
また、別のサービスの制作も進めております。
近日お知らせできるかと思います。乞うご期待!
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