俺のre:Invent2024行動ログ
Social Databank Advent Calendar 2024 の65日目です。
AWS re:Invent2024 へ現地参戦して、事前の計画と比べて実際行動したログを公開します。
事前計画の詳細は 俺のre:Invent2024参加予定セッションデッキ大公開 参照してください
12/2(月)
事前計画
- 9:00 AM - 10:00 AM
- COP401-R | Connecting the dots: Get hands-on experience with distributed tracing
- Builders' session / Mandalay Bay
- (移動・昼食)
- 1:30 PM - 2:30 PM
- MAE203-INT | Reinventing entertainment
- Innovation Talks / Venetian
- (エキスポ見学)
- 4:00 PM - 6:00 PM
- ACT003 | Welcome Reception
- Venetian
- 7:30 PM - 9:00 PM
- KEY001 | Monday Night Live with Peter DeSantis
- Venetian
前記事のように事前に参加計画を立てていましたが、
他メンバーより追加のセッションや新機能に関するセッションが追加されているという連絡を受け、
そちらを重視する方針に改めました。
8:30 AM 朝食
今回宿泊したのが会場の1つであるMandalayBayだったので歩いてカンファレンス会場へ移動。
ただ、同じ建物にも関わらず宿泊エリアからカンファレンスエリアまで500m以上の移動があるため15分を見込んで行動することになります。
学校の体育館以上の空間でラスベガスならではのスケールを感じながら食事ができます。
10:00~ SVS321-SC1 | AWS Lambda and Apache Kafka for real-time data processing applications SIMULCAST (Breakout Session)
そうして予約したセッションに向かったのですが、アクシデント発生。
セッションを予約しても10分前には枠が解放され、WalkUp(当日枠)に割り当てられてしまうことを知らなかったため既に満員との知らせが。
時間調整して、空枠のあるセッションに変更しました。
廊下ではさっき朝食だったのに、もうおやつが配られていましたが、アレルギー的に食べられなかったので断念
詳細は クラスメソッドの紹介記事 に譲ります。
Kafkaの特徴については理解できたものの、KinesisStreamや、SQSなど他のAWS謹製キューイングシステムと比べての優位性は紹介されませんでした。
12:00~ NET401-SC1: Optimizing ELB traffic distribution for high availability (Breakout Session)
新機能に関するセッションが追加されていたため、事前に考えていたセッションは移動的に難しかったため断念
しかし開示された内容が FSx Intelligent-Tiering についてであまり興味が無かったため、当日枠でこちらに参加。
詳細は セッション映像書き起こし記事 に譲ります。
13:30~ ADM201: Unified customer profiles and connected journeys with United Airlines (Breakout Session)
次のセッションもMandalayBayだったため、同じ会場で受けられるセッションへ当日枠で入ることに
ラスベガスへの道中でも利用したユナイテッド航空のCRM施策の実現について、AWS Entity Resolution などが核になっているという内容でした
詳細は セッション映像書き起こし記事 に譲ります。
15:00~ DAT422: Advanced data modeling for Amazon ElastiCache (Breakout Session)
こちらも記事執筆後に、Valkey(Redis)に対するセッションがあると連絡を受け事前に追加していたセッション
別記事 re:Invent2024におけるValkey関連セッションまとめ にて取り上げています
16:45~ ACT003: Welcome Reception
予定通りバスでVenetianへ移動し、エキスポを見ることに
Receptionとはあるものの、エキスポ会場で軽食とドリンクが振舞われるというものでした
さっきもおやつが振舞われていたのに
エキスポ会場規模は日本のAWS Summitと同程度でした
エキスポの目玉(!?)は、各ブースでのSWAG(ノベルティ)配布
他メンバーはライトセーバーやRedHat(文字通り)を入手していました
この後にもKeyNoteはありましたが、明日の本命KeyNoteにそなえてこの日は早めに解散となりました
12/3(火)
事前計画
- 8:00 AM - 10:30 AM
- KEY002 | CEO Keynote with Matt Garman
- Keynote / Venetian
- 11:30 AM - 12:30 PM PST Wynn
- CMP405 | How to optimize latency and throughput
- Code talk / Wynn
- (昼飯)
- 2:30 PM - 3:30 PM
- DAT424 | Get started with the latest Amazon Aurora innovations
- Breakout session
- MGM Grand
- 5:30 PM - 6:30 PM
- OPN304-R | Maximize application performance with Valkey
- Builder's Session / MGM Grand
- 7:00 PM -
- JapanNight
- Paris
8:00- KEY002 | CEO Keynote with Matt Garman
メインのキーノート
会場は先着順であり、他の全会場もキーノート中継会場になります(全21会場!)
5:30に起床し、6:30に会場着、7:10に開場しました
翻訳機も配布されていたようですが、スライドが細かく、他のBreakoutSession同様にリアルタイム字幕があるので
翻訳機無しでも他のセッションよりも理解は容易だと思いました
(NEW)マークの新機能新サービスが発表されるたびに湧く会場を体験できます
重要なのが、キーノートの進行と同時に新機能に関するセッション情報が開示されていくことで、
終盤は話を聞きつつも、情報解禁されたセッションの予約合戦が行われていました
13:00- DAT406 dive deep into dynamoDB(Breakout Session)
情報解禁されたセッションを優先するため、Valkeyセッション以外をキャンセルし、
会場移動の関係で入れるこちらに参加
DynamoDBの内部実装に関する話で、当日理解するのはかなり難しい内容でした
14:30- DAT424 Get started with Amazon Aurora DSQL(Breakout Session)
朝に情報解禁されたセッションの1つ
DSQLの特徴について、内部実装の紹介を交えながら紹介するというセッション
16:00- STG212 What’s new with Amazon S3(Breakout Session)
60分で今年のS3アップデート(キーノートで発表された内容も含む)30つを全て紹介するというパワー系企画
ダイジェストで紹介しつつも、気になるキーノートで発表されたS3 TablesやS3 Metadataに関しては時間を取って説明するという内容
一番聞きごたえのあるセッションでした
17:30- OPN304 Maximize application performance with Valkey(Builder's Session)
昨日のValkeyセッションと同様に事前に追加していたセッション
別記事 re:Invent2024におけるValkey関連セッションまとめ にて取り上げています
19:00- Japan Night
日本人参加者による交流イベント
残念ながら「開発者です」という感じの人は見つけられず、技術的な情報交換はできませんでした
12/4(水)
事前計画
- 8:30 AM - 10:30 AM
- KEY003 | Dr. Swami Sivasubramanian Keynote
- Keynote / Venetian
- (Expo見学・観光)
- 4:30 PM - 6:00 PM
- ACT012 | Expo happy hour
- Venetian
8:30- KEY003 Dr. Swami Sivasubramanian Keynote
この日はMandalayBayでのサイマル配信会場にて参加
会場も前日よりは入りやすかったようです
11:00- Builder Cards体験会・ジャケットSWAG配布
メンバーからの情報を受け、Builder Cards の体験会・配布会場へ参加しました
今回からルールが改定され第2版として実施されていたようです
こちらも後ほど解説記事を挙げる予定です
また、FaceBookのコミュニティ情報 より、新たにジャケットが配布されているという情報をキャッチ、回収しにいきました
その場で試着してサイズを選べましたが、たぶん大きすぎたサイズを選んでしまった気がします
13:00- AIM306 Tool use & agents at the frontier: Advanced techniques for LLM actions(Breakout Session)
次のセッションまで間が空いたため当日枠で参加
生成AIの最先端として、関数呼び出し機能と課題解決エージェント機能が紹介されました
OpenAIでは1年半前に利用できた機能
15:00- STG366 Unlock the power of your data with Amazon S3 Metadata(Breakout Session)
こちらもキーノートまで情報が伏せられていたセッション
キーノートで紹介されたS3 Metadataの紹介でしたが、先日のWhat’s new with Amazon S3のS3 Metadata部分の内容にデモを加えたのみであまり見ごたえはありませんでした
17:30- ANT353-NEW | [NEW LAUNCH] Zero-ETL replication to Amazon SageMaker Lakehouse & Amazon Redshift(Breakout Session)
データレイク構築にも使えそうなゼロETLの紹介でしたが、SageMakerが話の中心でデータレイクとしては有用なのかはあまりわかりませんでした
(観光) コカコーラ・M&M'S・Hershey'sショップ
この日はメンバーとお土産を買いに、会場近くのコカコーラショップなどに行きました
この3店舗は会期中に無理なく寄れます
12/5(木)
事前計画
- 8:30 AM - 10:30 AM
- KEY005 | Dr. Werner Vogels Keynote
- Keynote / Venetian
- 11:30 AM - 12:30 PM
- DAT321-R1 | Cost optimization for Amazon DynamoDB
- Chalk talk / Caesars Forum
- (昼飯)
- 2:00 PM - 3:00 PM
- COP322 | Don't get stuck: How connected telemetry keeps you moving forward
- Breakout session / Venetian
- 7:30 PM -
- ACT159 | re:Play party
- Las Vegas Festival Grounds
8:30- KEY005 Dr. Werner Vogels Keynote
この日も中継会場で参加
新情報はあまりないとのことで期待値は高くなかったのですが、
実際はAWSの実装の内部に触れるDeep Dive的な内容が中心で聞きごたえがある内容でした
12:30- SEC402-R1 AWS GameDay: Winning the DDoS game [REPEAT](Game Day)
メンバー全員(1名は渋滞に巻き込まれ脱落)で参加することに
Game Dayはチームで共通の課題に取り組み、解決速度などを競うセッションとなっています
一同「WAFでマネージドルール採用するだけっしょw」とタカをくくっていたところ見事にボロ負けしました
(特に解説の時間は無かったので、学習目的としてはどんどんヒントを使って先に進むのが正しい受け方だと思いました)
17:30- COP381-NEW [NEW LAUNCH] What's new with Amazon CloudWatch(Breakout Session)
前半がCloudWatch Unified Navigationの紹介、後半がAmazon Qの紹介という話でした
デモと茶番が中心で使い方の紹介といった趣が強かったです
この日はセッションの時間のかみ合わせが悪く、この3つのみでした
20:30- ACT159: re:Play party
お楽しみイベント
私の第一声は「Splatoon3で見たやつだ!」でした
立ちがしんどく、途中で帰ってしまいましたが、そのあとでゼルダの伝説メドレーDJとか披露されていたと聞いて後悔
12/6(金)
最終日はほぼ開店休業状態と思っていましたが、実際はいくつかセッションが行われていました
9:00- MAM304-SC2 Event-driven architectures with strangler and leave/layer patterns(Breakout Session)
EventBridgeを使ったイベントドリブンシステムにリプレースしていくという内容
レガシーシステムといいつつ、X-Rayが完備された状態であることはツッコミどころ?
10:30- DAT421-NEW [NEW LAUNCH] Build a multi-Region, active-active rewards app with Amazon Aurora DSQL(Builder's session)
Java用のDSQLクライアントを使った実習
DSQLへの認証処理(IAM専用で、パスワード認証は無い)や、トランザクションの衝突実験などを通してDSQLの動作を確認しました
その後、ラスベガス・ストリップで昼食を食べた後、各自ホテルに荷物回収し夕方の便で帰国しました。
まとめ
セッション種別ごとの参加回数
種別 | 予定回数 | 実際の回数 |
---|---|---|
Builder's session | 2 | 2 |
Innovation Talks | 1 | 0 |
Key Note | 4 | 3 |
Reception | 3 | 1 |
Code talk | 1 | 0 |
Chalk talk | 1 | 0 |
Breakout session | 2 | 10 |
Game Day | 0 | 1 |
最初はいろいろな種類のセッションを受けようと考えていましたが、
キーノートを受け「新機能の情報を集めよう」に作戦を変更した結果ほとんどがBreakout Sessionへの参加という結果になりました
結果、新機能のDSQL、S3 Table/Metadataについては、運用のイメージがつく状態にまでなったと感じました
おまけ:観光情報
- 地図で見る以上に広いためストリップ以外の観光はキチンと時間を取らないと難しそうでした
- Sphereはアクセスはよいですが、上映時間などが決まっているので時間が必要です
- 簡単なお土産や買い物であればストリップのCVSやWelgreen(ドラッグストア的お店)で済みます
- ミラクルマイルのABCStoreがなども寄りやすく品揃えがよいです
- ストリップにあるコカ・コーラショップやM&M's、HERSHEY'sなどは会期中でも寄りやすいです
- 結局、個人的に観光したのは、会場から南に少し行ったところにあるTownSquareくらいでした
- 書店やゲームショップなどより生活感のあるエリアで、私は観光スポットよりも満足度が高かったです
スロットは空港についてから出発するまでいつでもプレイできます
おまけ:移動・現地で役に立った持ち物
- (TierX):
- トイレ対策
- ウォシュレットに慣れ切った私のケツではかなり深刻な問題でした
- 厚手のおしりふきなどがあるといいかもしれないです
- トイレ対策
- TierSSS:
- パスポート
- 当然必須
- ノートPC
- 一部の実習系セッションでは必須になります
- Uberアカウント
- 飛行機からホテルへの移動など、使う機会は多いです
- タッチ決済対応クレカ
- 基本クレカ払いになります
- 私はPaypayカードを使っていたので、使うたびに利用通知で日本円額を知らされ現実に引き戻されていました
- 基本クレカ払いになります
- パスポート
- TierSS:
- 大容量スーツケース
- 必要以上のSWAGは回収しませんでしたが、それでもお土産とSWAGなどで帰りは満杯になりました
- アールワイレンタル にて三辺合計158cm最大サイズ(航空会社に無料で預けられる最大サイズ)のスーツケースをレンタルしました
- のどぬーるマスク
- 機内から現地にかけて常に乾燥に晒されます、時期的にも体調を崩しやすい季節になるため必須級です
- 携帯ウェットティッシュ・携帯ティッシュ
- 食事の機会は多いですが、おしぼりや紙ナプキンのようなものは無いのであると役立ちます
- 充電器
- スマホの電源が切れると詰むので、常に持ち歩きましょう
- 大容量スーツケース
- TierS:
- サングラス
- 暑くはないですが日差しが非常に強く、室内と室外を頻繁に行き来するときもあるためあった方がよいです
- スリッパ・サンダル
- 当然ホテルの自室も土足仕様なので、くつろぐためには必須です
- 機内用にもあると便利です
- アメニティ
- MandalayBayの場合、タオルとハンドソープは備え付けられていました
- シャンプー・ボディソープもシャワー室にありました
- MandalayBayの場合、タオルとハンドソープは備え付けられていました
- サングラス
- TierA:
- 食器用洗剤
- アメリカで水は非常に高価なので、水筒を持ち歩くことになります
- 会場では至る所に給水機があります
- 今年はSWAGで水筒がもらえました
- 水筒の洗浄にあるといいなと感じました
- アメリカで水は非常に高価なので、水筒を持ち歩くことになります
- 不要な服
- スーツケースの容量圧縮にも
- 12月のラスベガスの気候は、日中は暑くも寒くもないですが夜は少し冷え込みます
- 食器用洗剤
- TierB:
- タオル
- MandalayBayの場合、部屋にタオルはありました。SWAGの水筒を持ち帰るときに包むのには使えました
- 現金(ドル)
- ベルボーイへのチップとカジノで遊ぶとき以外使いませんでした
- カジノでガッツリ遊ぶので無ければ20ドル程度で十分そうでした
- 非常食(カロリーメイト)
- 会場でほぼ常に何かしらMealが振舞われいているので飢えることはありませんでした
- 会場の食事にはアレルゲン表示がありますが、7割くらいのメニューがナッツ入りだったので、アレルギー持ちの方は多めに持っていくと安心かもしれません
- 単純に長距離移動中にも使えます
- 現地のスナックとかも高価なので、特に観光日を設ける人はケチる目的で持ち込むのもありかもしれません
- 会場でほぼ常に何かしらMealが振舞われいているので飢えることはありませんでした
- 現地SIM
- ahamoの場合国際ローミング機能で十分でした
- メンバーの1人が直前にahamoを申請して、開通遅れで使えなかったので新たにローミング無料の回線を契約する場合は早めの申請が望ましい
-
場所によって繋がるキャリアと繋がらないキャリアがはっきりしていたので、接続先を選べるローミングの方が優位に見えました
- Venetian周辺はAT&Tが強く、それ以外のエリアはT-Mobileがよかったです
- ahamoの場合国際ローミング機能で十分でした
- タオル
- TierC:
- 衣類用洗剤
- 念のため準備したものの、追加の宿泊は無かったため使いませんでした
- ハンドソープ
- 基本的にどのお手洗いにも(re:Playのライブ会場にすら)備え付けのハンドソープがありました
- ミラーレスカメラ
- 持っていきましたが、毎日の荷物に余裕が無くなかなか加えられませんでした
- 衣類用洗剤
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