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〜駆け出しエンジニアがITパスポートの試験受けてみた〜

2024/02/16に公開

あいさつ

🐥 こんにちは。yasu です。
エンジニア歴 1 年未満の駆け出しひよっこです。
今回は先日受験した IT パスポートの試験についての体験記を綴りたいと思います。
為になったりはきっとしません。でも気になって下さったのなら読んでみても良いと思います。

試験を受けることになった経緯

とある日、エンジニア以外の部署の人たちの中でこんな話が巻き起こっていました。

「IT パスポートって資格、取得することで、エンジニアとも少しは会話が円滑に行えるようになったり、IT の基礎知識がある証明になるからこれって皆とった方がいいよね〜」

「え、取ろうかな。取るべきだよね??」
 

皆偉いなあ〜。うむ。うむ。とお茶を飲む私。
 

そこに現れた社長

「yasu も受ければ?」

(!?!?!?!?わ、私!?!?なんで!?!?)

「エンジニアは普通受けないけど、yasu 駆け出しだし。でも落ちたらパスポートがないってことだから、不法入国だね〜。」

(えええええええええええ!?突然降ってきた上に不法入国!?落ちたら追放されるの!?)

周りにいたエンジニアの皆も口々に「頑張れ〜応援してるぞ〜いけるいける〜」などと無責任にも言い始め、

「試験日決まってないと頑張れないもんだからね。今申し込もうぜ!!」なんて怖い流れに巻き込まれた私は、

約 1 ヶ月後の試験日に受験の申し込みを行いました。。(震えながら)

受験を決めてからの私

全く何から始めていいかわからない私は、
とりあえず参考書を買い、あとはひたすら過去問を解けばいいという
社内で既に IT パスポートを取得した強者からのアドバイスを元に過去問が解けるサイトを調べました。
 

はい。
 

本を買って、サイトを調べて、

恐ろしいことに私はここで一旦の満足をしました。

「まだ日数はあるし、他にやらなきゃいけないこともあるし」

なんて悠長なことを言っていて、、、

実質、2 週間?1 週間ちょっと?くらいしか勉強をできていなかったと思います。
(これを読んでいる皆さんは絶対にマネしないでください。この後にも話しますがこれは計画的にコツコツやらないとキツすぎました。)
 

やっとの想いで(?)重い腰を上げた私は、まずは自分の実力を知ろうと思い、
参考書ノールック模試チャレンジを行ってみました。

※ちなみに IT パスポートの試験は制限時間 120 分、全 100 問の 1000 点満点、
合格基準は総合点で 600 点以上かつ、全 100 問の中で振り分けられた「ストラテジ」「マネジメント」「テクノロジ」の 3 分野で、それぞれ 300 点以上を取ることとなっています。
 

模試はですね、、

もう全然何を言っているかわからないし、そもそも 120 分で 100 問解けなかった…と散々な結果でした。

そして、それだけにはとどまらず、この資格は私を深い深い絶望の底に突き落としました。
 
 

だって、、だって、、、、範囲が広すぎる!!!!!!!!
 
 

IT パスポートっていうから、エンジニアは取れて当たり前って聞いてたから、てっきり技術周りな話だと思ってたら、
経営!?法律!?お金の計算方法!?
え、あと 1 週間くらいしかないのに参考書分厚すぎない?168 ページ??情報過多!暗記のキャパこんなないよ!
大体、こんなの絶対エンジニア陣の中でも取れない人いるでしょ!?不法入国者たくさんいるよ!!!
一斉監査しようぜ!!!絶対した方がいいよ!!!

なんてね ☺️

絶望の反動でそれはそれは黒い心が暴れました。
(ギリギリまでやらなかった自分を棚に上げておいて。自分が悪い。)

でも、このまま追放されるわけにもいかないし、受ける以上は受かりたいし(どの口が)
ちゃんと現実見つめ直して頑張りましょう。というわけで、
参考書を一から読み始め、本を読んでは合間を見つけて過去問を解くを繰り返しました。

するとね…

模試(過去問)の点数がどんどん上がっていく!
わかる問題も増えてくる!(これ ◯ 研ゼミでやったやつだ!!)
全くもって当たり前のことなんだけど、こんな喜びを積み重ねていくうちに、やる気も少しづつ増えたように思います。
コツコツって大事だね。☺️

とはいえスタートが遅すぎたので、
分厚い参考書を全て読み終えれたのは実は試験前日の夜中だったんですけどね…hahaha

試験当日

睡眠時間を削ってギリギリに叩き込んだ、今にもこぼれ落ちそうな用語や知識たちを抱えて会場へ。

IT パスポートの試験開催日や会場ってたくさんあるので、どこもそうかは分からないですが、
私は比較的大きな試験センター的なところへ行ったので、
IT パスポート以外の資格を取りに来た人なども含め、それはそれはたくさんの人がいたものの、
試験前の緊張と集中に支配された待合室はちょっと怖かったです。笑
 

そして、一人ひとり身分証明証を見せて、いよいよ試験を受ける部屋に通される。

パーテーションに囲まれたネットカフェみたいな空間で、
受付で渡された番号の座席に座り、
試験開始まで目の前の PC に「頼むぞ、相棒」と念を送り続ける(無意味)
 

そうこうしているとついに試験開始!
おっとまさかの全く見たことない問題の嵐!!!!!
過去問たくさんやったのに!?点数も上がってたのに!?!?
てか、、眠い!!!

みたいな弱い心に襲われ続けましたが、
どれだけ困っても、4 択形式なので、
どれかは正解なんだから勉強した脳に聞きながら、精一杯、時間いっぱい悩んで、見直して選んでこう。と気を持ち直し、
120 分間の闘いを無事終えました。
 

そして…この試験の怖い(?)ところは、点数が即時出る。
 

合格通知は 1 ヶ月後なので、合格しました!の確定は言えないにしても、
基準を超えていたらまあ合格ではあるし、達していなかったら落ちたことがその場でわかる…
 
 

果たして…
 
 
 
 

結果は…
 
 
 
 
 

630 点!!!!!(合格だーーー!!🎉)

分野別の点数も無事 3 つとも基準を超えていました!!
 

やりましたああああああ!!!ほんとに嬉しい、、、、
ありがとう。全世界ありがとう。

追放を免れた私は、またもう少しエンジニアのお勉強を続けることができそうです。笑

試験を終えて

ひたすらに体験記を書いてきましたが、ここまで読んでくれてる人いるんです??
読んでくれたあなたありがとうございます。

私はほんとにひょんなことから突然この試験を受けることになりましたが、
勉強してみて後悔は全くないというか、やって良かった、受けて良かったとすごく思えています。

エンジニアにしても駆け出しだし、経営、マネジメント領域に関しても知らないことだらけで、、、
無知って恥ずかしいから、資格を通して知識をつけられて、合格という称号に自信も得られる、笑
とても良い機会だったなと思います。

一応 IT パスポートって国家資格でもあるみたいですし、取ってみるのオススメです。(自分が終わったからって w)

アドバイスなんてのがあるとしたら…
過去問は直近 3 年とかのものをなるべくやると良いと思います!私は古い問題をひたすらやってて、ほぼ見た事ある問題なんて出なかったから…笑
他には、120 分以内に解き切る練習は絶対した方がいいです!100 問というボリュームだし、見直しって大事だからね〜。

それにしても、無責任にも受けなよ〜とか口々に言っていた社内の人たち、
私が勉強していて困っていると横からいろんな例えを作って教えてくれたり、喝を入れてくれたり、
試験日には私より結果を緊張して待ってくれているのではないかという状態で、
本当に今回も支えてくれました。こういう周りに応援してくれる環境あるのも大事ですね。皆結局は優しくてあったかいんだよな〜

さてさて、、
特に何の為にもならない、ただの体験記でしたが、いかがでしたでしょうか、、笑
一夜漬けでできるような試験ではないという教訓を伝えることと、
こんなドタバタで受験しても合格できた人間がいるなら、私はきっと受かるな。という勇気づけに少しでも貢献できていれば幸いです。

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