ソーシャルデータバンク x Vue Fes Japan 2024
はじめに
先日開催された Vue Fes Japan 2024 に行ってきました!🎉
弊社からは社員5名、インターン生3名の8名で参加しました。シルバースポンサーやランチセッションで登壇など、弊社でも初めての取り組みもあったのでここにその記録を残そうと思います。
また、本記事は以下の7名で作成しています。
ランチセッションでの登壇
初のシルバースポンサー (執筆 : kesoji)
ソーシャルデータバンク株式会社開発部部長のkesojiです。
Vue Fes Japan 2024 というイベントの存在を知ったのは、今年の6月ごろでした。何やら楽しそうなイベントだなあと詳細を確認していた時、スポンサーという文字を発見。
これからエンジニア採用を頑張っていきたいなという気持ちがあったのと、弊社はまだスポンサーをやったことがなかったので挑戦したい思いもあり、エイヤで申し込んでみました。
同僚の登壇をみんなで応援しながら盛り上げられて良かったなと感じています。
登壇者より -Piniaの現状と今後- (執筆 : わか)
登壇しましたわかです!
発表スライドはこちら↓
なぜPiniaを題材にしたんですか?
Piniaはパイナップルで可愛いと思ったからです!🍍
というのはさておき、自分自身、これまでリアクティビティの管理などがどうなっているか理解できていませんでした。良い機会なので、セッション準備を通してもっと詳しく知りたいなと思ったのでテーマに選びました。
また、人と被らなそうだなと思ったのも理由の一つです。
登壇準備からセッションを通して、楽しかったことはありますか?
何より、Piniaへの理解をより深められたことです。また、MasteringPiniaをやれたのも楽しかったです。
ポメラニアンの可愛さを周知できたことも嬉しかったですね〜!
何が大変でしたか?
資料準備です。
実際緊張しましたか?
はい。とても緊張しました……。
Piniaの作者さんがいらっしゃったので、その方の前でPiniaについて発表をするというとても度胸が試される時間でした。
会場に人がたくさんいて本当に緊張し、一回しか前を向けなかったのですが、それでも同僚が真ん中にいる安心感はありました!
印象的だったセッションの感想
参加メンバーの印象的だったセッションをご紹介します!
発表資料も見つけられる限り掲載させていただきましたので、ぜひ元スライドをご覧いただければと思います。
Oxc - The JavaScript Oxidation Compilerで紹介されていたDataOrientedDesign (執筆 : Shimada)
Rolldownのコンパイラとして採用されたOxcについてのセッションでしたが、非常に面白かったです。
メモリ管理にまで目を向けたパフォーマンスエンジニアリングの話を初めて聞きました。 普段自分が使っているツールのパフォーマンスや、昨今のRustブームがなぜ起こっているのかの一端を覗くことができたように思います。
ぶっちゃけ実際の業務でここまでシビアにメモリ管理について考えることはないのですが、好奇心をくすぐられる楽しい発表でした。
Vue.js開発者育成システム (執筆 : kesoji)
フューチャーアーキテクトさんはテックブログを読ませていただくことが多く、「あの会社だ」と思いながら聴講していました。
(東京カレンダーってフューチャーグループだったんだ、と個人的に驚きました。好きなタレントさんが出てる時は買わせていただいてます。)
プログラミング経験0の新人を教育するプログラムについて、というテーマで、面白い事例でした。
新人とペアを組んでワークを行う先輩社員は、業務時間のうち一定の稼働を研修用に確保しているという点も制度としてしっかりしているなと感じました。
弊社は新入社員が何十人いるというわけではないので、こういう大型研修はコストメリットを考えるとなかなか難しい面もありますが、現在エンジニアチームで補助的に利用しているUdemy Businessと組み合わせつつ、しっかりとした研修環境を作っていきたいな、と良い刺激を受けました。
ちなみに、登壇された永井さんとはアフターパーティーでもお話しましたが、こういった研修のリーダーは自分から手を挙げて担当につけるそうで、大変良い仕組みだなと感じました。
VueとViteで作るUIコンポーネントライブラリ (執筆 : nagai)
Storybookによるデザインシステム・コンポーネントの管理は、弊チームでもまさに取り組んでいる内容であったため、大変興味深いセッションでした。特にコンポーネントのメンテナンスへの困難さなど、苦労したポイントは「わかる……」と思いながら何度も頷いておりました……(笑)
また、zeroheightも導入を検討したタイミングがあったものの実運用には至らなかったため、実際に活用されているお話を聞けてとても参考になりました。
開発プロセスとしてFocus Dayという制度を設けていたのも印象的でした。
弊社でも同じような10%ルールという制度が毎週ミニマムであるのですが、思い切って月に2日使うと作業効率も上がりそうだなと感じました。
全体を通しての感想
セッションでの技術的な学び以外にも、イベントを通してたくさんの気づきがありました。
Vue2→Vue3で多くの人が悩んでることに勇気をもらえた (執筆 : みんな)
Vue2→Vue3へのバージョンアップは多くの破壊的変更を伴うとともに、多くのライブラリの置き換えが必要になっています。
弊社でも苦しみながらVue3への置き換えを進めていますが、気が遠くなるような分量です。
中でもクリエイティブウォールの「Vue2を抜け出したい」という叫びに賛同が集まっていたのが印象的でした。
数時間後にまた見に来たらそれなが追加されていて嬉しかった。苦しみは皆同じ……
Vue.jsコミュニティにようこそ! (執筆 : 男)
Vueへの貢献は、issueやpull requestを送ることだけではありません。SNSなどでVueに対してポジティブな発信をすることもコミュニティへのコントリビュートにつながります、という話に感銘を受けました。
いいところをちゃんと言葉にするって人間関係でもコミュニティでも大事で素敵なことですね。👍
技術広報としての気づき (執筆 : Shimada)
印象的だったのは、弁護士ドットコムさんの発表時に、リアルタイムでXが更新され発表資料を閲覧可能だったことです。
技術広報として、テックブログだけでなく、カンファレンスへの参加&登壇の支援体制を構築していきたいと感じました。
- カンファレンス参加の支援体制を作る
- 経費申請の制度を明確に作る?
- カンファレンスカレンダーの作成
- 参加者名簿の作成
- カンファレンス登壇の支援体制
- 発表資料テンプレート
- 発表準備支援(一緒に発表練習したり添削したりFBしたり)
- SNS活用
大変有意義なイベントでした!
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同じvueという技術を使って困難を解決してきた技術者の方々の知見と経験に深い敬意を抱きながら、貴重な学びの機会をいただきました。最新の技術動向や実践的なノウハウを吸収でき、大変充実したイベントでした。来年のVue Fes Japanにも、今から期待が高まります!(男)
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Vue.jsに関してまだまだ自分の知識が浅く、勉強の余地がありすぎる!とわかりました。 また、Vue.jsのコミュニティの盛り上がりのアツさを肌で感じることができました。Vue Fes Japan 2025が楽しみです✨(nagai)
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技術的な話に関しては自分が不勉強というのもありまだまだついていけていない部分がありましたが、新人教育やマネジメントに関して他社様がどのような取り組みをしているといったかについて知ることができ良い治験になったと思います!来年はVue.jsの知識をもっと深めてから臨みたいと思いました!改めて企画運営ありがとうございました!(tatata-keshi)
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Vue Fes Japan、とても有意義で楽しかったです。ありがとうございました!Piniaのカクテル飲めなかったのが心残りです…… (わか)
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chibiviteやりたい!ラスタッシャンになりたい!楽しかったです!(Shimada)
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ちょうど新しいプロジェクトでVue3のCompositionAPIを使おうとしていたのでとても勉強になりました!!特にPiniaの可愛さに惚れてしまい、これから勉強したり布教活動をしていきたいと思いました!
UnJS, zeroheight, Vaporなど初めて聞いた単語がたくさんあり学びたい欲が湧き上がってきて、もっともっとエンジニアとして成長したくなる良い機会になりました。
また、参加者を楽しませるぞ!という気持ちがすごく伝わってきて、フォトスポットやフェイクタトゥーシール、ブースエリアなど全てに工夫があって終始楽しいイベントでした!また来年も絶対参加したいです!(mocchantai)
まとめ
ソーシャルデータバンクとしては初めての試みばかりでしたが、参加して良かった!とメンバー一同感じることができました。Vue Fes Japan 2024、ありがとうございました!
来年もぜひよろしくお願いします!
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