Claude Code を試す
tl;dr
- Claude Code は Terminal 上で動くコードエージェントだよ
- ディレクトリ内のファイル構造を読み込み、自然言語でコードの生成・編集・実行ができるよ
- スラッシュコマンドで操作できるよ
- Anthropic API はもちろん、Amazon Bedrock や Google Cloud Vertex AI でも使えるよ
Claude Code とはなにか
Claude Code とは Terminal 上で使うことのできる Agentic なコーディングツール。ディレクトリ配下の構造とファイルを理解し、自然言語を用いてコードを書くことをサポート。
とりあえず動かしてみます。
セットアップ
作業ディレクトリに入っておきます。
mkdir playground-claude-dev
cd playground-claude-dev
Claude Code をインストールします。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
claude
コマンドを実行してみます。
claude --version
❯ claude --version
0.2.8
ヘルプコマンドを見てみましょう。
claude --help
ヘルプコマンドの実行結果を日本語訳。
❯ claude --help
Usage: claude [options] [command] [prompt]
Claude Code - デフォルトでは対話セッションを開始します。非対話型の出力を行う場合は -p/--print を使用してください。
対話セッション中に使用可能なスラッシュコマンド:
- /clear - 会話履歴をクリアし、コンテキストからも削除します
- /compact - 会話履歴をクリアしますが、要約はコンテキストに保持します
- /config - 設定パネルを開きます
- /cost - 現在のセッションの総コストと経過時間を表示します
- /doctor - Claude Code のインストール状態をチェックします
- /help - ヘルプと使用可能なコマンドを表示します
- /init - CLAUDE.md ファイルを初期化し、コードベースのドキュメントを作成します
- /pr-comments - GitHub のプルリクエストからコメントを取得します
- /bug - Claude Code に関するフィードバックを送信します
- /review - プルリクエストのレビューを行います
- /logout - Anthropic アカウントからサインアウトします
- /login - Anthropic アカウントにサインインします
引数:
prompt あなたのプロンプト
オプション:
-c, --cwd <cwd> カレントワーキングディレクトリ(デフォルト: "/Users/username/Downloads/playground-claude-dev")
-d, --debug デバッグモードを有効にします
--verbose 設定ファイルの詳細表示モードの設定を上書きします
-ea, --enable-architect Architect ツールを有効にします
-p, --print 出力を表示して終了します(パイプ利用時に便利)
--dangerously-skip-permissions 全ての権限チェックをスキップします。インターネットアクセスのない Docker コンテナでのみ動作し、そうでない場合はクラッシュします。
-v, --version バージョン番号を表示します
-h, --help コマンドのヘルプを表示します
コマンド:
config - 設定の管理(例: claude config set -g theme dark)
approved-tools - 承認済みツールの管理
mcp - MCP サーバーの設定および管理
doctor - Claude Code 自動更新機能の状態をチェックします
では早速 claude
コマンドを実行してみます。
claude
エンターキーを押しましょう。組織選択画面が表示されますのでお好きなものを選択、Authorize をクリックします。進んでいくと完了画面が表示されるので Terminal に戻ります。
リサーチプレビュー版であること、間違いを犯す可能性があること、信頼できるコードのみを用いることが書いてあります。エンターキーを押して進みます。
プロジェクトのディレクトリにて claude
コマンドを実行すると良いよう。必要なファイルは自動で読み込んでくれる。読み書き、スクリプト実行、git 操作なども可能。具体的に指示をするなど。
いま開いているディレクトリを信用して良いか確認。エンターキーを押して進みます。
ようやくプロンプト入力画面に移りました。
とりあえず Python で Hello, World! を書いてもらって保存、実行してもらいました。
こちらのコマンド操作のセクションに CLI やスラッシュコマンドについて詳しく書いてあります。よく使いそうなものだけ日本語訳を置いておきます。
Bedrock を使う方法はこちら。
少し触ってみた所感としては aider より柔軟に動かせそうでした。ls
と打つと aider はそのまま実行してくれなかったのですが、Claude Code だと実行してくれました。
とりあえずテトリスをポチポチ作ってもらいました。
以上となります。
Discussion
すごいですね。
これ、Claudeはどういう人が使うのを想定しているんでしょうかね。
CursorやWindsurfを使うほうが体験が基本的に良いと思っているので。。。
Vim、Neovim、Emacs、Helix使っている人にとっては、こういうCLIツールが重宝です
なるほど、では結構たくさんいますね。
お二方ともコメントいただきありがとうございます
私もゆる Vimmer なので、CLI 完結はありがたいです
Vim→Cursor→Vim→Cline→Cursor→Windsurf→Cline と辿りました
類似のものとして、記事にて触れている aider というものがあります(個人的には Claude Code 推しですが、このあたりはもう好みの世界)
Teminal
は誤字?修正しました。ありがとうございます!