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EAGLEとKitMillで回路基板を作ろう

2023/02/15に公開

前書き

茨城高専ロボット部の回路班向けの資料となっています。

目次

  • ガーバーデータの生成
  • ガーバーデータの変換
  • CNCフライスで基盤を作る

ガーバーデータの生成

EAGLEを使用し、RS-274X形式のガーバーデータを生成します。

事前準備

ダウンロード

ガーバーデータを生成するために、CAMファイル

  • excellon.cam
  • gerb274z[2L].cam

をダウンロードします。

リンクはここです。
https://github.com/sayoi341/camfiles

EAGLE用に配置

windowsなら、C:\Users\$USERNAME\Documents\EAGLE\camの中に

macなら、/Users/$USERNAME/Documents/EAGLE/camの中に

(EAGLEのcamの中)に配置してください。

ガーバーデータの生成

EAGLEを開き、brdファイルを開きます。

CAM Processor(工場のマーク)を開き、Load job file(ファイルのマーク)から、

  • Local CAM jobs -> cam ->excellon.cam => Process Job

  • Local CAM jobs -> cam ->gerb274z[2L].cam => Process Job

    で、ガーバーデータが生成されます。


successfullyって出たら勝ちです。

たくさんできますが、一覧表はこちら

説明 拡張子
部品面パターン .cmp
半田面パターン .sol
部品面レジスト .stc
半田面レジスト .sts
部品面シルク .plc
半田面シルク .pls
プリント基盤外形 .out
ドリルデータ .drd
ドリルリスト(inch) .dri

今回は、cmp、out、drdファイルを使います。

ガーバーデータの変換

orimin pcbを使用し、生成したガーバデータRS-274XからNCプログラムを作成します。

設定いじると外形と穴を掘ってくれます。

CNCフライスで基盤を作る

NCプログラムができたらもう基盤加工して終わりです。

準備するもの

  • pc
  • コントローラー(銀色の箱)
  • CL200(基盤加工機)
  • USBメモリ
  • 基板加工カッター 土佐昌典VC(エンドミル)

https://www.originalmind.co.jp/goods/07960

USBCNCで加工

  1. 基盤加工機に接続されているコントローラー(銀色の箱)のボタンを押す
  2. デスクトップにあるUSB CNC V4を右クリックして、管理者として起動

ここからは公式サイトにも起動方法が載っています。

https://www.originalmind.co.jp/special/technical/kitmill/

  1. F1または赤いところを押して、リセット

  1. F4または赤いところを押して、自動切削操作メニューにかえる
  2. F2または赤いところを押して、NCコードを選択し読み込む。

  1. All filesに変更し、生成した.ncdファイルを選択


読み込まれた場合、画面に表示される

  1. 銅板に両面テープを付け台座に固定

  2. エンドミルを固定

  3. キーボードの矢印キーを使い、エンドミルの位置を移動させる

コントロールキーを押すと早く移動します。

  1. 上のハンドルを回し、エンドミルの先端を調整する


エンドミルの先端が銅板にピッタリになるようにおろす。

  1. 右上のWorkタブから、全方向の軸の原点を合わせる。


  1. F4または緑のボタンを押してスタート

加工してる感じ

参考リンク

https://mobius-el.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-05dd49.html

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