基本情報技術者試験を受けてきた
基本情報技術者試験を受けてきた
沢の村です
この度、基本情報技術者試験を受けてきたので、その体験記を書こうと思います
仕事の目標として、「3月に合格する」と宣言してしまっていたので、特にこの1ヶ月はかなり集中して取り組みました(合格発表は翌月だからダメなんじゃ...?)
一旦、試験後に表示される基準点は合格点以上だったので、合格している体で書いていきます
正式な発表が出次第、タイトルと本文の内容をちょっと変更しようと思います
試験詳細
日程 : 2025年3月22日(土曜日) 15:00〜
場所 : 西日暮里テストセンターA会場
受験結果 : 科目A...755点、 科目B...800点
試験対策
〜3ヶ月前(12月中まで)
実は大学1年の時に、基本情報の勉強をしようみたいな授業がありました
その時は、コロナがやや落ち着いてきた後期の授業だったと思うのですが、そこでなんとなくの概要は掴んでいました
しかし、私はそこから一切基本情報の勉強を行なっていなかったので、試験を受ける3ヶ月前はほとんど知識が抜けていました
恥ずかしながら、CPUのレジスタって何?とかファンクションポイント法って何?とか基本情報の基礎的なのが忘れているレベルです
まず、内容のインプットから始めました
使っていた参考書は、大学1年の頃につかっていた、「かんたん合格 基本情報技術者試験教書 令和2年度」です
今から4年前の参考書です...
昔の参考書使って大丈夫なのか...?となるのですが、概要をもう一度掴む感じで使ったので全然問題なかったです
ただし、最新の情報は載っていないので、特にAI関連の問題には対応が難しいはず...
〜2ヶ月前(1月中まで)
過去問を本格的に解き始めました
みなさんお馴染み、基本情報技術者試験ドットコムです
最初はいきなり60問とか80問とか解くみたいな体力と時間がなかったので、1日30問ほど解いていました
大体5割後半から6割前半を取れるかって感じでした
わからなかった問題を紙にまとめてみたりしましたが、結局紙にまとめることの勉強効果はほとんどなくて、まとめた紙を見ることもほとんどなかったです
〜1ヶ月前(2月中まで)
さらに過去問を回していました
間違えた問題を再度解きつつ、2日で過去問1回分を解くようにしていました
だいぶ初見の問題でも7割は取れるとなっていたのですが、ここで問題が発生しました
令和3年免除問題が6割を切ってしまったのです
これまで出てきたことがない用語や表が出てきたことによって点数を失っていたのですが、見たことあるけど忘れた内容があったのでここはマストで答えられるようにならないといけないなと感じました
ここらへんから紙にまとめる勉強法をやめました
代わりにわからなかった用語をネットで検索したり、ChatGPTで聞いてみたりして知識を深めるように意識していたと思います
〜当日前日まで
めちゃめちゃ過去問を解いていました
時間がある休日は2年分の過去問を解いてました
この時点で、選択肢の説明を自分でできるようになりました
例えば、4つの選択肢のうちの正解の選択肢だけでなく、他3つとも用語を解説できるようにしていました
が、ここで重要なミスに気づきます
「「「科目Bの勉強してなくね?」」」
今まで科目Aの試験対策しかしていませんでした
科目B何それ?の状態だったので、本屋さんに行って「出るとこだけ!!基本情報技術者科目B」を買いました
擬似言語はトレースが大事だと聞いていたので、なるべく基礎から勉強できるようにしたほうがいいとの考えで、この参考書を選びました
最初はif文の解説みたいなのから始まっているので、仕事でプログラミングをしている私にとっては退屈な問題でしたが、オブジェクト指向の単元はめちゃくちゃやっててよかったです
というのも、クラスとかインスタンスの内容がわかりやすく解説されていたので、これのおかげでかなり解きやすくなりました
擬似言語は一回でほぼ全ての問題を解けたのと、後半のセキュリティはこれまでの科目Aの対策で用語の知識はたまっていたので、結局一周しかしなかった参考書です
あとは、わからなかったことをアウトプットしようとのことで、zennで記事を書いていました
メールのプロトコルなんて全然わかんないっていう状態から一生懸命調べてまとめて...とすると頭の中が整理されて、試験問題で間違えることはなくなりました
(SMTPとかPOPとかMIMEとか...)
同じ理由で暗号化もめっちゃわかるようになりました
誰かに教えるみたいな内容で書くのがコツかもしれないです
試験当日
試験は15時スタートだったので、午前はこれまで溜まっていた間違えた問題をとにかく解いていました
そこそこ解き終わって、一旦リラックスするかということで、F1中国グランプリのスプリントを見ていたのですが、全くリラックスできなかったですね
DRSでどんどん差を詰めてくるアントネッリを抑える角田を見てハラハラしていました
なので、スプリントが終わった後はドッと疲れが出ていました(アホかな?)
そこから準備して、余裕を持って試験会場に到着しました
試験本番
試験問題の内容に関しては、口外してはいけないと厳しくあったので、詳しくは書けませんが、わからない問題が結構出てきて焦りました
ただ、選択肢にわからないものが出てきても、これはあれのことを言ってるから違うと消去法ができたのは助かりました
選択肢の内容を説明できるようになるとやはり強いですね
科目Aの方は、正直もっと解けると思っていたので、点数が低くてちょっとびっくりです
科目Bの方は、擬似言語で「嘘だろ!?」ってなるような問題が複数出てきたので、それの処理で大変でした
反省点
- 参考書どんだけの期間見とるねん
流石に参考書ばかり見て、問題を解かない期間が長すぎました笑
試験受けようと思い立ってから、半年くらい全く過去問を解いていませんでした
もっと早くから一回だけでも問題を解いておくことで、結構変わったんじゃないかなと思います - 科目Bの対策が遅かった
結果的に私の場合は助かったのですが、プログラミングに慣れていないとかなりしんどいと思います
もっと余裕を持って科目Aと同時並行で勉強しましょう
よかった勉強法
- 記事作成
間違いなく記事作成です
なかなか作成するのに時間がかかりますが、一度作成してしまえば頭の中の整理ができますし、後でどんなことを書いたのかを確認できますし、新しい発見もできますし、でいいことづくしです
せひ時間があるならやることをお勧めします
大丈夫です
マサカリは飛んできません - AIに問題を作ってもらう
私の場合だと、磁気ディスク装置の平均待ち時間の問題をChatGPTに出してもらいました
磁気ディスク装置の問題数がそんなに多くないので、いざという時に備えて対策ができるのがいいですね
問題点と言えば、図を使った問題を生成することは難しいので、全ての場合に対応できるという訳ではないです
また、AIは間違ったことを答えとする場合もあるので、そこら辺のみきわけも重要です
↓実際に生成した問題
終わりに
次は秋の応用情報にもチャレンジしようかなと思っています
今回の反省点と体験を活かして、より勉強効率をあげていけたらいいな〜なんて思っています
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