【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(191-200)
はじめに
Microsoft Certified: Security, Compliance, and Identity Fundamentals(SC-900)は、Azureのセキュリティ、コンプライアンス、アイデンティティに関する基本を学ぶための資格です。この資格試験の理解を深めるために、実践的な問題と解説を通じて知識を整理していきましょう!
問題セクションと解説
以下の各問題を解きながら、Azureの知識を深めていきましょう。それぞれの問題には解答と詳細な解説が付いています。
問題 191
次の各ステートメントで、ステートメントが true の場合は [はい] を選択します。それ以外の場合は、[いいえ] を選択します。
- 保持ポリシーは、Microsoft SharePoint Online ライブラリ内のすべてのファイルに同じ保持設定を割り当てます。
- 保持ラベルは、個々のファイルや電子メール メッセージに割り当てることができます。
- 電子メール メッセージまたはドキュメントには、複数の保持ラベルを割り当てることができます。
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解答
- はい
- はい
- いいえ
解説
保持ポリシーは、SharePoint Online ライブラリ全体に適用されるもので、ファイル単位での個別設定はできません。一方、保持ラベルは、特定のファイルや電子メールメッセージに適用可能です。しかし、1つのアイテムに複数の保持ラベルを割り当てることはできません。
参考資料
問題 192
____ は、Azure Web アプリが同じ ID を使用する必要がある場合に使用される。
-
選択肢:
- A. 証明書
- B. サービスプリンシパル
- C. システム割り当てのマネージド ID
- D. ユーザーが割り当てたマネージド ID
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解答
D. ユーザーが割り当てたマネージド ID
解説
ユーザーが割り当てたマネージド ID は、Azure リソースが特定の ID を使用してアクセスする必要があるシナリオで役立ちます。これにより、アプリケーションのリソース間で一貫した ID を利用でき、セキュリティを強化します。
参考資料
問題 193
条件付きアクセス・ポリシーは、第一要素認証の ____ に適用されます。
-
選択肢:
- A. 後
- B. 前
- C. 中
- D. の代わりに
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解答
A. 後
解説
条件付きアクセスは、ユーザーが第一要素認証(例: パスワード)の入力を完了した後に適用されます。これにより、リスクベースの追加認証やアクセス制御が可能になります。
参考資料
問題 194
条件付きアクセス信号のタイプを適切な定義に一致させます。
-
信号のタイプ
- ユーザーリスク
- サインインリスク
-
定義
- ____: ID またはアカウントが侵害される確率
- ____: 認証要求が ID 所有者によって承認されていない確率
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解答
- [ユーザーリスク]: ID またはアカウントが侵害される確率
- [サインインリスク]: 認証要求が ID 所有者によって承認されていない確率
解説
「ユーザーリスク」は、特定のユーザーのアカウントが侵害される可能性を示します。一方、「サインインリスク」は、特定のサインインイベントが正当なユーザーによるものではない可能性を評価します。
参考資料
問題 195
データ漏えいを特定するために使用できる Microsoft Purview ソリューションはどれですか?
-
選択肢:
- A. インサイダーリスクマネジメント
- B. コンプライアンス マネージャー
- C. コミュニケーションコンプライアンス
- D. eディスカバリー
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解答
A. インサイダーリスクマネジメント
解説
Microsoft Purview インサイダーリスクマネジメントは、組織内でのデータ漏えいやその他のリスク行動を特定し、調査するためのツールを提供します。これには、異常な行動パターンの検出やコンテンツのフィルタリングが含まれます。
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問題 196
次の各ステートメントで、ステートメントが true の場合は [はい] を選択します。それ以外の場合は、[いいえ] を選択します。
- 条件付きアクセスは、Microsoft Entra ID のポリシーを使用して実装されます。
- 条件付きアクセスポリシーは、ユーザーのデバイスの特定のプラットフォームに基づいて、Microsoft Entra ID 接続をブロックまたは許可することができます。
- 条件付きアクセスポリシーは、Microsoft 365 グループに適用できます。
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解答
- はい
- はい
- はい
解説
条件付きアクセスは、Microsoft Entra ID ポリシーを使用して構成され、特定の条件(例: デバイスのプラットフォームや位置情報)に基づいてアクセスを許可またはブロックできます。また、Microsoft 365 グループにも適用可能です。
参考資料
問題 197
セキュリティ評価を実行し、脆弱性が見つかったときに自動的にアラートを生成するのはどのソリューションですか?
-
選択肢:
- A. クラウドセキュリティポスチャマネジメント(CSPM)
- B. DevSecOps(デブセックオプス)
- C. クラウドワークロード保護プラットフォーム(CWPP)
- D. セキュリティ情報およびイベント管理 (SIEM)
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解答
A. クラウドセキュリティポスチャマネジメント(CSPM)
解説
CSPM は、クラウド環境全体のセキュリティ姿勢を評価し、脆弱性や構成ミスを自動的に検出・通知します。一方、CWPP は個々のクラウドワークロードに焦点を当てています。
参考資料
問題 198
メールメッセージ、チャットメッセージ、チャネルで送信される悪意のあるリンクから保護するために、何を使用できますか?
-
選択肢:
- A. Microsoft Defender for Cloud Apps
- B. Microsoft Defender for Office 365
- C. Microsoft Defender for Endpoint
- D. Microsoft Defender for Identity
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解答
B. Microsoft Defender for Office 365
解説
Microsoft Defender for Office 365 は、悪意のあるリンクやファイルからメール、チャット、チャネルを保護する機能を提供します。このソリューションは、フィッシングやマルウェア攻撃に対する防御を強化します。
参考資料
問題 199
Microsoft Entra Permissions Management は ____。
-
選択肢:
- A. クラウドインフラのエンタイトルメント管理 (CIEM) ソリューションです。
- B. クラウドセキュリティ姿勢管理(CSPM)ソリューションです。
- C. セキュリティ情報・イベント管理(SIEM)ソリューションです。
- D. XDR(Extended Detection and Response)ソリューションです。
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解答
A. クラウドインフラのエンタイトルメント管理 (CIEM) ソリューションです。
解説
Microsoft Entra Permissions Management は、クラウドインフラにおけるアクセス権の適切な管理を目的とした CIEM ソリューションです。これにより、過剰な権限を削減し、セキュリティリスクを低減できます。
参考資料
問題 200
次の各ステートメントで、ステートメントが true の場合は [はい] を選択します。それ以外の場合は、[いいえ] を選択します。
- Microsoft Entra Permissions Management は、Microsoft Purview コンプライアンスポータルを使用して管理できます。
- Microsoft Entra Permissions Management は、Amazon Web Services (AWS) の権限管理に使用できます。
- Microsoft Secure Score は、Microsoft Entra 管理センターの Permissions Management から確認できます。
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解答
- いいえ
- はい
- いいえ
解説
Microsoft Entra Permissions Management は、独自のポータルから管理され、Microsoft Purview コンプライアンスポータルでは管理できません。ただし、AWS や GCP の権限管理もサポートしています。また、Microsoft Secure Score は Permissions Management から確認できません。
参考資料
次の記事へのリンク
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(1-10)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(11-20)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(21-30)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(31-40)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(41-50)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(51-60)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(61-70)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(71-80)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(81-90)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(91-100)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(101-110)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(111-120)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(121-130)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(131-140)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(141-150)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(151-160)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(161-170)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(171-180)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(181-190)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(201-210)
- 【Microsoft】SC-900: Microsoft Security Fundamentals 資格試験対策(211-219)
まとめ
今回の記事では、SC-900試験に向けた知識をチェックするための実践問題を提供しました。この資格試験を通じて、Azureのセキュリティやコンプライアンスの基本を身につける第一歩を踏み出すことができます。
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