React × Django × OpenAI api × Zoom SDKを使ったオンラインインタビューアプリ
はじめに
インタビューは、プロダクト開発や市場調査において重要な役割を果たしますが、その準備と分析には時間がかかります。そこで、AIを活用して、このプロセスを簡単で効率的なものに変えるアプリケーションを開発しました。このアプリケーションでは、ユーザーの要件に基づいたインタビューフローを自動生成し、実際のインタビュー中はAIが対話を導き、リアルタイムで重要なデータを収集。そして、インタビューが終わると、直感的に理解できるダッシュボードで結果を分析し、深い洞察を得ることができます。フロントエンドはReact,バックエンドはDjango(一部Node.js),Zoom SDKでオンラインビデオの環境を作成し、Open AIのapiを使って様々なタスクを処理しています。
本記事では、簡単に機能についてご紹介します。詳細なコードはご興味があればコメントください。
機能説明
テンプレートに沿ったインタビューフローの自動生成
このアプリでは、特定のプロジェクトやインタビューの目的に応じてカスタマイズされたインタビューフローをAIが自動で生成します。ユーザーはプロジェクトの属性や目的を入力することで、そのニーズに合わせたインタビューの質問セットを手に入れることができます。これは、インタビューの準備時間を大幅に削減し、より一貫性のあるデータ収集を可能にします。また、インタビュー中の画面に作成したフローが表示されます。
インタビュー中の質問と自動記録
インタビュー実施中は、独自に役割を設定したAIが参加者に対して設定された質問を次々と提示し、その反応をリアルタイムで記録します。インタビューアーは、参加者の反応に集中することができ、ノートを取る必要がないため、より自然体での会話が可能になります。
ダッシュボードでのインサイトの分析
インタビュー後は、収集したデータをダッシュボードで分析できます。ユーザーは、インタビューごとの反応や、特定のキーワードに対する参加者の反応を見ることができ、インサイトを即座に把握することができます。
データベースの構築、比較
さらに、私たちのアプリでは、インタビューで得られたデータを基にデータベースを構築します。インタビューの全体的な傾向や、比較、特定の回答が多かった質問など、幅広い分析が可能です。これにより、より深い洞察を得ることができます。
まとめ
このアプリケーションの開発を通じて、インタビュープロセスの省力化ができました。AIがインタビューフローを自動生成し、リアルタイムでの質問と記録を可能にすることで、インタビュアーはデータ収集の負担を大幅に減らし、参加者との対話に集中できるようになります。さらに、ダッシュボードでのインサイト分析は、インタビュー終了後の速やかな意思決定をサポートします。
Discussion