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ACMのCNAME値はドメインが同じなら何度リクエストしても同じ値になる

2022/09/03に公開

こんにちは。深緑です。

本日はAWSの無料の証明書、ACMのお話です。

ACMはリクエストしたらメールかDNSで検証する必要があります。
DNSで検証する場合は、リクエスト後に検証用のCNAME名・CNAME値が発行されるので、これらをDNSに書き込むことで検証OKとなります。

DNSでの検証 - AWS

ACMのDNS検証用CNAME名・CNAME値

このCNAME名・CNAME値ですが、2022年9月現在はドメインが同じであれば再リクエストしても同じ値になるようです。
同じドメインで別リージョンでリクエストしても同じ値になります。
どうもこの値はドメインから算出されるハッシュ値か何かなんですかね。

CloudFront - ALB構成で、CloudFront用にバージニアでACMをリクエストとし、ALB用に東京リージョンでACMをリクエストするとこの現象がよくわかります。

この現象、Route53でドメインを管理していたら全然気にする必要はないのですが、
ドメイン管理が自社でない場合に役立つ・・・かもしれません。

ACMのDNS検証のため、DNSにCNAME名・CNAME値をレコード追加してもらうよう他社さんに依頼。
やってはもらえたものの、先方の都合によりレコード追加が遅れてDNS検証の期限(72時間)を越えてしまい、DNS検証がNGになってしまった・・・。

こんな時は検証NGになったACMをスパッと削除して、同じドメインでACMを作り直します。
同じドメインならCNAME・CNAME値が同じになるので、DNS検証がOKになるはずです。

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