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Apple Vision ProでUnreal EngineのVRプロジェクトを実機実行する手順(BP版)
Unreal Engine 5.5(以下、UE)以降で作成したVRプロジェクトをApple Vision Proで動作させるまでの手順です。
環境はmacOS 15.1(24B83)、Macbook Pro(M1 Max)です。
事前にUE5.5をダウンロードしておいてください。
UE環境作成
- Epic Games Launcherで対象エンジンのOptionsを選択します。
- iOSとVisionOSをインストール。
VRの新規プロジェクトを作成
UEを起動し、テンプレートから Game > Virtual Reality を選択します。
プロジェクト名を入れ「Create」。
プロジェクト設定変更
- 無事生成されました。開いた直後はこんな画面です。
- Edit > Plugins からOpenXR visionOSのPluginを有効化し再起動。
- Edit > Project Settings からプロジェクト設定を開きます。
Supported PlatformsにVisionOSがありチェックされていることを確認。
- Platforms > iOS からApple Dev Account Team IDを入力します。
Team IDの確認方法はこちら
- Additional Plist Dataに設定を追加します。
<key>NSHandsTrackingUsageDescription</key><string>Hand Usage</string><key>NSMicrophoneUsageDescription</key><string>Mic Needed </string><key>NSWorldSensingUsageDescription</key><string>World Sensing</string>
パッケージ生成
- ツールバーのPlatforms > VisionOS > Package Project を実行します。
3分ほどで成功しました!
appファイルをAVP実機に追加
- appファイルが指定場所に生成されていることを確認。
- Xcodeを起動し Window > Devices and Simulators を開き対象端末を選択します。
- リスト下部の + ボタンからappファイルを指定しインストールします。
- Apple Vision Proにインストールされることを確認。
起動しました!
動作している動画はこちらです。
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