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Linuxのcdコマンドの基本的な使い方
cd
コマンドの基本的な使い方
LinuxのLinuxを操作する上で基本中の基本ともいえるコマンドが、cd
(change directory)です。現在の作業ディレクトリを移動するために使います。
基本構文
cd [ディレクトリ名]
指定したディレクトリに移動します。
使用例
絶対パスでの移動
cd /home/user/Documents
コピーする
編集する
→ /home/user/Documents
に移動します。
相対パスでの移動
cd ../project
コピーする
編集する
→ 現在のディレクトリから1つ上の階層にある project
フォルダに移動します。
よく使うパターン集
コマンド | 説明 |
---|---|
cd |
ホームディレクトリに移動 |
cd ~ |
ホームディレクトリに移動 |
cd .. |
一つ上の階層に移動 |
cd - |
直前にいたディレクトリに戻る |
cd / |
ルートディレクトリに移動 |
パスの種類
-
絶対パス:ルート(
/
)から始まる完全なパス
例:
`cd /etc/nginx`
-
相対パス:現在の場所からの相対的なパス
例:
`cd ../logs`
補完機能(便利なテクニック)
コマンド入力中に Tab
キーを押すことで、ディレクトリ名の補完が可能です。入力ミスを防ぎ、作業効率が上がります。
エラーメッセージと対処法
No such file or directory
エラー例:このエラーが出た場合は、指定したパスが存在していないことを意味します。スペルミスやパスの間違いがないか確認しましょう。
まとめ
cd
コマンドは、Linux操作の基本であり、スムーズな作業の鍵となるコマンドです。正しく使いこなして、効率的なディレクトリ操作を行いましょう。
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