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ホスト数から選べる!サブネットマスク逆引き早見表

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ホスト数から選べる!サブネットマスク逆引き早見表

ネットワーク設計でよくある疑問:

「●●台のホストを収容したいけど、どのサブネットマスク(CIDR)が最適?」

そんなときに役立つ、「ホスト数 → CIDR」逆引き表 を作成しました!
IPアドレスの無駄遣いを防ぎながら、最適なサイズのサブネットを選びましょう。


ホスト数から最適なCIDRを逆引きする表

必要ホスト数(≧) 推奨CIDR サブネットマスク 使用可能ホスト数 備考
1~2 /30 255.255.255.252 2 点対点リンク向け
3~6 /29 255.255.255.248 6 小規模ネットワーク・管理用など
7~14 /28 255.255.255.240 14 小型オフィス・IoT用途など
15~30 /27 255.255.255.224 30 小規模LAN、プリンタ共有など
31~62 /26 255.255.255.192 62 部署・支社ネットワークなど
63~126 /25 255.255.255.128 126 中規模LAN
127~254 /24 255.255.255.0 254 クラスC相当
255~510 /23 255.255.254.0 510 クラスC 2つ分
511~1022 /22 255.255.252.0 1022 VLAN間ルーティングなど

実用ポイント

  • ブロードキャストとネットワークアドレスの2つ分は必ず引かれる
    • 例:/27 は 2⁵ = 32 IP → 30 ホスト利用可能
  • ホスト数は将来の増加も考慮して少し多めに確保するのがベター
  • 使わないIPが増えすぎるとセキュリティ面・管理面で不利

使用例

「端末が13台の部署に必要なサブネットは?」

  • → 表を参照すると /28(使用可能ホスト数14)でちょうどいい!

「サーバーとPCあわせて40台必要?」

  • /26(62ホスト)が適正

まとめ

  • ホスト数に応じた適切なCIDRを使うことで、IPアドレス資源を無駄なく使える
  • CIDRの理解はネットワーク設計の基本スキル
  • 逆引き表を手元に置いておけば、設計時に迷わない

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