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応用情報 信頼性設計(フェール・フォールなどの覚え方)

2024/03/20に公開

応用情報を受けるにあたり覚え方を記録する。

➀接頭語での区別

No 接頭語 意味合い
1 フォールト(fault) 故障、障害が起きる前提で設計する フォールトアボイダンス , フォールトトレランス
2 フェール(fail) 障害が起きたときの対応方法を決めておく フェールセーフ , フェールソフト
3 フール(fool) ユーザのミスをしても対応する フールプルーフ

➁それぞれでの区別

A.フォールトアボイダンス

事前対策として、構成部品の信頼性を高めて、故障が起きる確率を下げる技術。故障を回避するという意味。

B.フォールトトレランス

障害が発生したとき、機能を縮小せずに継続させる設計手法。
障害が起こっても今まで通り稼働させるという意味。

C.フェールソフト

障害が発生したとき、機能を縮小してでも稼働継続を優先する設計思想。

D.フェールセーフ

障害発生時、安全を優先してシステムを移行する設計思想。

F.フールプルーフ

ユーザが誤った操作をしても、安全に稼働させる設計思想。

おわりに

覚え方はいろいろとありますが、名前の意味で覚えてしまった方が早いと思います。
間違い等ありましたらご教示ください。

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