💡
応用情報 信頼性設計(フェール・フォールなどの覚え方)
応用情報を受けるにあたり覚え方を記録する。
➀接頭語での区別
No | 接頭語 | 意味合い | 例 |
---|---|---|---|
1 | フォールト(fault) | 故障、障害が起きる前提で設計する | フォールトアボイダンス , フォールトトレランス |
2 | フェール(fail) | 障害が起きたときの対応方法を決めておく | フェールセーフ , フェールソフト |
3 | フール(fool) | ユーザのミスをしても対応する | フールプルーフ |
➁それぞれでの区別
A.フォールトアボイダンス
事前対策として、構成部品の信頼性を高めて、故障が起きる確率を下げる技術。故障を回避するという意味。
B.フォールトトレランス
障害が発生したとき、機能を縮小せずに継続させる設計手法。
障害が起こっても今まで通り稼働させるという意味。
C.フェールソフト
障害が発生したとき、機能を縮小してでも稼働継続を優先する設計思想。
D.フェールセーフ
障害発生時、安全を優先してシステムを移行する設計思想。
F.フールプルーフ
ユーザが誤った操作をしても、安全に稼働させる設計思想。
おわりに
覚え方はいろいろとありますが、名前の意味で覚えてしまった方が早いと思います。
間違い等ありましたらご教示ください。
Discussion