【若手向け】なんとなく技術書を読むから卒業する
はじまり
みなさん、技術書は読んでいますか?
わたしは積本消化がんばっています。
さて読んでいるかと聞いておいてあれですが、そもそも技術書を読む意味はあるのでしょうか?
わたしの回答としては、読んだほうが絶対に良いのですが読み手の意識次第で変わる、になります。
とりあえずおすすめされた本を闇雲に読むだけではあまり意味がない...かもしれません。
なんとなく技術書を読んでいる方に向けて
なにを意識すると良いのか、自分の現時点での考えを書こうと思います。
うまく言えていない、わかりにくい箇所もあるかもしれませんが
この中に発見や気づきが1つでも見つかれば幸いです。
※ タイトル負けしていたらすみません。。。。
注意事項
- 最初にも書きましたがあくまでわたしの考えです。
- やり方や考えを指南、強制する目的は1mmもないです。
- これができたから良くなるという銀の弾丸的なものではないです。
idea
大きな軸として技術書を読む目的は
「課題を解決するための選択肢を増やし、自分の考えの軸に従って判断ができるようになること」
だと考えています。
技術書と言っても
- ある技術をテーマにその技術の仕様や使い方が書かれている本
- 思想・考え方をテーマにしている本
など様々なジャンルが存在していると思いますが
総じて読む目的というのは
- 課題解決のための手がかり(選択肢)を得ること
- 自分の判断軸を醸成していくこと
につながると考えています。
この目的を少しでも果たせるようにするために
読むときの意識と読み終わったあとにやると良いことを挙げていきます。
読んでいるときに頭の中でしたほうがよいこと
「したほうがよいこと」と書きましたが
まず最初に「しないほうがよいこと」を書かせてください。
それは、書かれている、図や例、文そのものを暗記しようとしないことです。
ぶち当たった課題が技術書に書かれていた例と一緒だ!となることはあまりないように思えますし
技術書に書かれているコードや図は文よりも見やすく覚えやすい対象かもしれませんが
それらはあくまで筆者の皆さんが読み手側の理解を補助するために書いてくださっているものです。
重要なのは書かれた(紹介された)内容のことをなぜやるのかという意味そのものだと思いますので
自分の経験に近い話であればその体験に紐付けてみたり、全く新しいことであれば利用場面を想定してみるなど
書かれた事自体を理解するように意識をしてみるのが良いと思います。
(当たり前かもしれませんが...)
受験用の参考書や英単語本ではなく、内容を暗記して覚えなきゃいけないというものでもないので
もし無意識に暗記をしていたらそこは意識を改めてみてもよいかもしれません。
読み終えたら...
頭の中の整理をするために言語化してみましょう。
Zennのスクラップに書き出してみる、周りの人に壁打ちしてもらうなどなど...
本にこう書いてあった、ではなく自分が学んだ内容を書いたり口にしたりすると良いと思います。
※ 自分はZennのスクラップが好きです。技術のまとめしか公開していませんが...コンセプト含め気に入っています。
読んでいるときの欄にも書きましたが
技術書に書かれた内容をそのままやれるというのは少ないと思いますので
しっかりとなぜやるのか、どういったときにやるとよいのかというのを理解し活かせるように
しておくという意味でもアウトプットをするのが大事になると思います。
まとめ
技術書の読み方、意識の仕方についてわたしなりの考え方を書いてみました。
最初からいきなりできるということはないので少しずつ意識してみると良いかもしれません。
色々と意識できるようになると若手のときに読んだ本を読み返すと全く違った視点で読めて
新しい考えを得られるかもしれないなど楽しみ方も増えます。
※ 経験値が増えたから、というのもあるとおもいますが...
もし何かこの記事を通して気づきが提供できたら幸いです。
※ 「技術書」の読書術が発売された後に記事を投稿しましたが本当にたまたまです。まだ自分は読んでいないので年末年始にゆっくり読まさせていただこうと思います。
※ 技術書として自身の経験や知識を提供してくださる皆様、ありがとうございます!
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