【WSL未使用】Windows版Claude Code クイックセットアップ手順
Claude Code が WSL を使わず、ネイティブの Windows 環境で動作するようになったため、そのセットアップ手順を紹介します。(調べても、gitとかnpmとかがWindows側に入っている前提っぽい記事が多かったので……)
n番煎じだったらすみません。
前提(動作確認済み環境)
- Windows 11
- Windows Terminal(Powershellで問題ないと思いますが、私はWindows Terminal上で起動したPowershellでしか確認してないので、一応載せています)
Windows Terminal が未インストールの場合は、以下のコマンドで導入できます。
winget install -e --id Microsoft.WindowsTerminal
セットアップ手順
- Powershellを起動し、以下のコマンドを順に実行して必要なツールをインストールします。
UAC(ユーザーアカウント制御)の確認が表示された場合は、許可してください。うまくいかないときはPowershellを管理者で起動などを試してください。
# Git for Windows のインストール
winget install -e --id Git.Git
# Node.js のインストール
winget install -e --id OpenJS.NodeJS
- PowerShell を一度閉じて、再度開きます。
npmの PATH が通っているかを確認します。
# npm バージョン確認
npm -v
- Claude Code をインストールします。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
公式ドキュメントに記載されているインストールコマンドです。
https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/setup
- 起動します。
claude
Powershellにclaudeが表示されると変な感じしますね。

トラブルシューティング
Git Bash から起動しようとすると、ログイン後に次のようなエラーが表示されました。
Error: No suitable shell found. Claude CLI requires a Posix shell environment. Please ensure you have a valid shell installed and the SHELL environment variable set.
PowerShell または Windows Terminal から起動が必要と思われます。
余談:Windows版Claude Codeのログ保存先
Windows版では、設定ファイルや会話ログはデフォルトで以下のディレクトリに保存されます。
C:\Users\[ユーザー名]\.claude\
私が開発している Claude Code の補助ツール「ccresume」では、会話ログを読み込む設計になっていますが、Windows版ではログの保存先が次のようになっていました。
C:\Users\[ユーザー名]\.claude\projects
projects フォルダ内には、以下のような形式のフォルダが生成されます。
C--Users-[ユーザー名]-git-ccresume
ログファイル名は、従来どおり UUID 形式です。
47c89860-e410-436a-b494-ab0bee9356d6.jsonl
そのため、Windows対応のために ccresume 側でも、ログディレクトリの参照処理の修正が必要でした。まだ npm publish はしていませんが、近日中にバージョンを更新する予定です。
Windows版のユーザーの方で claude --resume が使いにくいと思った方は、ぜひ ccresume をお試しいただければ幸いです。
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