作業効率を上げるルーティーン
エンジニアの仕事は、濃く集中して深く思考することでしか先に進まない類いのものが多いです。
そのために便利なのが、ルーティーンです。
「これをやったら集中するスイッチがオンになるぞ」
「これをやったら思考の散らかり具合が解消されるぞ」
みたいな作業効率を上げるルーティーンを持っておくことで仕事にちょっと役に立ちます。
例を挙げると以下のようなものが有名です。
- 2015年ラグビーW杯で話題になった五郎丸ボーズ
- 体操の内村航平の跳馬前の手を前に出して正面を確認するアレ
↑の例でスポーツ選手を挙げましたが、
エンジニアのみなさんにもそれぞれ集中するためのルーティーンがあると思います。
(みなさんどんなルーティーンをしているのか気になるのでコメントで教えてくれると嬉しいです)
この記事では、私が行っているいくつかのルーティーンをご紹介します。
両手をうち合わせる
手のひらから指先がピッタリきれいに合わさるまで手と手を叩きます。
ピタッと合わさったときに心身の軸が整う感覚があり、集中のスイッチになります。
5秒〜30秒くらいで満足できるレベルのピッタリ感になることが多いです。
コーヒーを入れる
好きなコーヒーを選んで重さを測って、ミルでガリガリ引いて、ドリッパーにフィルターをセットして、そこに挽いた豆を入れて、ミルを掃除して、マグカップとサーバーにお湯入れて温めて、ドリップポッドにお湯を入れて、サーバーからお湯を捨てて、コーヒーにお湯を注いで、マグカップからお湯を捨てて、マグカップに完成したコーヒーを注いで、コーヒーを飲む。
このちょっと長い工程を踏むことで、一度仕事から完全に離脱できるので次にデスクに戻ったときに作業を俯瞰して見ることができます。
工程は多いですが、お湯を沸かす時間を除けば、5分くらいで完了します。
今日やることを多めに書き出す
まず、今日やることを書き出すことはその日のパフォーマンスを上げるのにとても効率がいいです。
それが5個あったらざっくり1個にかけられる時間の目安ができるので、時間の管理がしやすいです。
そしてそれをちょっと多めに書き出すことで、ストレッチ目標にして、集中しないと終わらない難易度にします。
集中を必要な状態にすることで、自己に集中を促します。
3〜5分くらいで完了します。
目を瞑って音楽を一曲だけ聴く
戦うスイッチを入れる曲、思考を整える曲、など好きな曲を選んで聞きます。
私はこの辺が好きです。
大切なのは選んだ意図をはっきりさせることです。
「この曲を聴いたら最高に集中した状態で作業に戻れるぞ」
「この曲を聴いたら脳みそがスッキリするぞ」
のように思い込むことが大事です。
3~4分くらいで完了します。
ブラウザのタブ整理
仕事を始めるタイミングのPCは昨日開いたタブで大変なことになっています。
昨日の思考の軌跡なので大切にしがちですが、実際それらを振り返って見ることは少なかったりします。
いっそ消しちゃうか、グルーピングするとスッキリします。
グルーピングすると、その時の作業に関係のあるものと無いものが一目でわかります。
必要かどうかわからないものが視界に入っているとどうしても思考が散らかりやすいので、グルーピングは便利です。
1分で完了します。
まとめ
仕事を効率的に進めるためのルーティーンは人それぞれで多種多様です。
みなさんどんなルーティーンをしているのか気になるのでコメントで教えてくれると嬉しいです。
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