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chatGPTを使ってオレオレAIを作ってしもべにする方法
毎週のようにAIの使い方がハックされてなかなか追いつけないですが、今週は、chatGPTを汎用コンピュータとして使う方法をまとめていきます。
1.chatGPTは指示通りに動いてくれる
これまでのLLMの使い方は、プレスリリースを考えてもらう、記事のタイトルを考えてもらうなど、LLMに丸投げスタイルでした。一方でchatGPTはpromptで指示した通りに動く性能を持っています。例えば、下記のように日本語で足し算を支持すると計算できます
複雑な問題として、下記のようにステップがある場合も対応できます
2.chatGPTは手順を洗い出せる
さらに、chatGPTには手順を洗い出す能力があります。「ビジネス職の新卒の面接の評価ポイントとそれぞれの評価ポイントを評価する手順を1-10で考えてください」のように指示すると下記のように出力されます。
ビジネス職の新卒の面接評価において、一般的に重要な評価ポイントは以下の通りです。
コミュニケーション能力:ビジネス職には、顧客や取引先との円滑なコミュニケーションが求められます。面接でのコミュニケーション能力を評価します。
知識・スキル:学校やインターンなどで身につけた専門知識やスキルが、業務に活かせるかどうかを評価します。
チームワーク能力:ビジネス職は、他の社員と協力して業務を進めることが求められます。面接で、チームワーク能力を評価します。
問題解決能力:ビジネスにおいて、問題はつきものです。その問題を解決するための能力があるかどうかを評価します。
やる気・熱意:ビジネスは、競争が激しく、常に新しいアイデアや技術が求められます。そのため、やる気や熱意があるかどうかを評価します。
これらの評価ポイントを評価する手順は以下の通りです。
面接前に、求められる能力やスキルに関する情報を調べ、面接官が評価するポイントを理解する。
面接中に、質問を適切に行い、求められる能力やスキルについて確認する。
聞き手をよくするため、面接者の回答内容をよく聞き、適切なフォローアップ質問をする。
面接の最後に、評価ポイントをまとめ、総合的に評価する。
評価ポイントごとに、1から10までのスコアをつける。
各評価ポイントのスコアを総合的に加味し、最終的な総合評価をつける。
3.手順に従って動作させる
chatGPTで生成した手順は1で示した通り、chatGPT上で実行できます。2の指示をもとに、実際のエントリーシートを食べさせてみます。結果の一部を抜粋すると下記のようになります。
【コミュニケーション能力】8
鈴木さんは、インターンシップで企業の方々にインタビューを行い、
また、Webマーケティングの業務ではチーム内でコミュニケーションをとることが必要でした。
どちらの経験でも、質問や相手へのフォローなど、適切なコミュニケーションが必要でした。
鈴木さんは、話し手を引き出す上手い相づちや、自分の意見を明確に
伝えることができる能力を持っているように見えます。
手順に従って実行し結果を返す部分では、かなりの精度を持って返答してくれます。
応用例
chatGPTにソムリエなってもらいました。まずはソムリエがワインをおすすめする手順を確認します
次に、その手順に従ってお薦めしてもらいます
おおちゃんとお薦めしてくれました。しかしこのワインがお店にないかもしれませんので、お店のリストを食べさせて、その中から選ばせてみます
結果はこの通りでバッチリ僕の好みに合うワインをお薦めしてくれました。
まとめ
chatGPTは汎用コンピュータとして、誰でも自動化ロジックを作成することができる。そして実行することで繰り返し作業を自動化できる
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