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【備忘録】WordPressで記事が消えた場合の確認ポイントと復元方法

2024/10/09に公開

WordPressで記事が突然消えてしまった場合、パニックになる必要はありません。以下の手順で確認と復元を試みることができます。

1. WordPressの管理画面で確認

ゴミ箱の確認

  • 管理画面 > 投稿 > ゴミ箱 を確認
  • 記事が見つかった場合は「復元」をクリック

下書きの確認

  • 管理画面 > 投稿 > 下書き を確認
  • 状態が誤って「下書き」に変更されている可能性あり

2. データベースの確認

phpMyAdminを使用

  1. ホスティング管理パネルからphpMyAdminにアクセス

  2. WordPressデータベースを選択

  3. wp_postsテーブルを確認(プレフィックスが異なる場合あり)

  4. 以下のSQLクエリを実行:

    SELECT * FROM wp_posts 
    WHERE post_type = 'post' 
    AND (post_status = 'trash' OR post_status = 'draft' OR post_status = 'pending') 
    ORDER BY post_modified DESC
    
  5. 見つかった記事を復元する場合:

    UPDATE wp_posts 
    SET post_status = 'publish' 
    WHERE ID = [該当する投稿のID]
    

3. バックアップからの復元

.wpressファイルの利用

  1. 最新の.wpressファイル(All-in-one-Wp-Migrationのバックアップファイル)を見つける
  2. WordPressのインポート機能を使用して復元

Time Machine(Mac)からの復元

  1. Finderを開き、.wpressファイルがあった場所に移動
  2. 時間表示アイコンをクリック(または Cmd + Y
  3. タイムラインでファイルが存在した時点まで戻る
  4. ファイルを選択して「復元」をクリック

Windowsのファイル履歴機能

  1. 設定 > 更新とセキュリティ > バックアップ に移動
  2. 「ファイル履歴からファイルを復元」を選択
  3. バックアップした時点を選び、.wpressファイルを見つけて復元

4. プラグインの利用

バックアッププラグイン

  • All-in-One WP Migration、UpdraftPlus、BackWPupなどのプラグインを利用している場合、そこから直接復元可能

予防策

  1. 定期的なバックアップの実施
  2. 複数の場所にバックアップを保存(ローカル、クラウド等)
  3. バックアッププラグインの利用
  4. 重要な更新前には必ずバックアップを取る

まとめ

WordPressの記事が消えた場合、パニックにならず冷静に対応することが重要です。上記の手順を順番に試すことで、多くの場合、記事を復元することができます。また、日頃からの適切なバックアップ管理が、万が一の際の強い味方となります。定期的なバックアップの重要性を再認識し、適切なバックアップ戦略を立てることをお勧めします。

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