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Googleの生成AI「Bard」を使ってみた

2023/05/12に公開

Googleの生成AI「Bard」を使ってみた


何かと最近話題の生成AIについて記載してます。

今回はその中からGoogleの生成AI「Bard」を紹介してみたいと思います。

ChatGPTと比較してみたり、とりあえず使ってみようという方に読んでもらいたいです。

Bardとは何ですか?

最初にBardについて記載しておきます。

Google は長年、対話型 AI を通じて情報やコンピューティングをより一層利用しやすいものにするよう取り組んできました。2 年前には、スムーズなマルチターン会話を行える対話型 AI モデル Language Model for Dialogue Applications(LaMDA)を発表し、昨年は LaMDA について学び、体験し、フィードバックを提供できる AI Test Kitchen をリリースしました。

Bard は同じ技術を用いた試験運用中のサービスで、ジェネレーティブ AI によってユーザーをサポートします。Bard は、創造力や生産性を高める AI パートナーです。完璧な誕生日パーティーの計画や招待状の下書き、重要な判断に関するメリット / デメリット リストの作成、非常に複雑なトピックのわかりやすい説明など、あらゆることに役立ちます。

技術面を補足すると、LaMDA は 2017 年に Google が考案した、Transformer ベースの画期的な機械学習モデルです。言語モデルが数兆個の単語を「読み取って」人間の言語を構成するパターンを学習するため、適切な回答の予測に優れています。

出典:Bardに関するよくある質問
https://bard.google.com/faq

利用方法

  1. Bardのページにアクセス
  2. [Bardを試す]をクリック
  3. 利用規約とプライバシーのポリシーに対して同意する
  4. Bardを使う

手順

1. Bardのページにアクセス

お気に入りのブラウザでBardのページにアクセスします。

URLはこちらです。
https://bard.google.com/

2. [Bardを試す]をクリック

↓BardのTopページ

3. 利用規約とプライバシーのポリシーに対して同意する

↓最後まで読むと同意できます。

4. Bardを使う

↓Bardが表示されますので入力プロンプトに聞きたいことを聞きましょう。

他の生成AIはあまり経験はないので特徴なのか?
他の回答案を表示というのがありました。

内容は回答に対して書きぶりを変えてくれているパターンを作れるということでした。
気に入らないなら再度作り直しという感じですね。

一番右で再度作り直すこともできます。

試験運用中

現在Bardは試験運用中となっています。

↓実際現在は試験運用中のため3の手順を対応後に4のところでこのような表示がされます。

試験運用中とわざわざ書いていたり、試験運用中の最新情報という形で情報を開示してくれているのも少し面白いかもしれません。

https://bard.google.com/updates

その中から試したこともご紹介。
内容についてですが、私が実際に試したのが2023 年 5 月 11 日の夜中なのでその時点で試したことです。

これを対象にしてみました。

折角なので以下の形でBardにも答えてもらいましょう。
質問:xxx

Bardの回答

日本語対応

質問:日本語対応とはなんですか?

日本語対応とは、日本語をサポートすることです。日本語対応の場合、Bardは日本語を理解し、日本語で応答することができます。

これは半分ネタですね。
利用した通り日本語で記載した内容について日本語で丁寧に返答してくれてます。
確かに日本語対応してますね。

Google ドキュメントや Gmail へのエクスポート

質問:Google ドキュメントや Gmail へのエクスポートとはなんですか?

Google ドキュメントや Gmail へのエクスポートは、Bard からの回答を Google ドキュメントや Gmail に直接エクスポートする機能です。この機能を使用すると、ユーザーは回答を保存して後で使用したり、他のユーザーと共有したりできます。

Google ドキュメントや Gmail へのエクスポートは、Bard の回答を他のアプリケーションと簡単に統合できるようにする機能です。これにより、ユーザーは回答をより迅速かつ簡単に使用できます。

Bardからの回答のところにエクスポートのボタンがありますのでそちらを選択することで利用できます。

Gmailで下書きを作成

実際にやってみました。


確かに下書きができてました。
ただ↑のリンクから行くと下書き保存ができないのでちょっと面倒だなと思いましたので、リンクから行くのではなくGmailのページから下書きにある対象メールを変更する方がいいと思います。

Title:<Bardにした質問>
本文:<Bardの回答>

Googleドキュメントにエクスポート

実施にやってみました。


ファイルはGoogleDriveの直下に保存されていました。
これは個人的には使いやすいと思います。Bardで作業後に資料を保存するというのが一度にできるのでGmailよりは需要があると考えます。
リンクから開いても利便性良く使えますね。

Title:<Bardにした質問>
本文:<Bardの回答>

ダークモード

質問:ダークモードとはなんですか?

ダークモードとは、画面の背景を暗い色に設定し、文字やその他の要素を明るい色にすることです。ダークモードは、目の疲れを軽減し、バッテリー寿命を延ばすのに役立ちます。

切り替え方法はすごく簡単です。
左下の[ダークモードを使用]をクリックします。

戻すときは左下の[ライトモードを使用]をクリックします。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
日本語ですべて記載されているので、日本人はすごく簡単に開始できるなという感想です。

実際にその他の生成AIと比べるというのは他のサイトで実施されているかと思いますのでご確認いただければと思います。

今回はいつもとは違ったGoogleの生成AIについて記載しました。この記事は勉強や業務にというよりは楽しんで読んでいただけたら幸いです。

以上です。

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