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Spring Bootの基本

2024/10/30に公開

SpringBoot基本構成

1. コントローラー (Controller)

役割
HTTPリクエストを処理し、ビジネスロジックを呼び出し、レスポンスを返します。

UserController

2. モデル (Model)

役割
データベースのエンティティやビジネスデータを表します。通常、クラスとして定義され、データの構造を定義します。

User(ユーザーの属性を持つクラス)

3. リポジトリ (Repository)

役割
データの永続化を管理します。データベースとのインタラクションを担当します。

UserRepository(ユーザー情報のCRUD操作を提供)

4. サービス (Service)

役割
ビジネスロジックを実装し、コントローラーとリポジトリの間の仲介役を果たします。複雑な処理やトランザクション管理を行うことが多いです。

UserService(ユーザー関連のビジネスロジックを実装)

5. DTO (Data Transfer Object)

役割
データを転送するためのオブジェクトで、通常、APIレスポンスやリクエストボディで使用します。モデルとは異なり、必要な情報だけを持つことが一般的です。

UserDTO(APIでやり取りするためのユーザー情報を含むクラス)

6. エクセプションハンドラー (Exception Handler)

役割
アプリケーション内で発生するエラーを処理します。エラーメッセージを統一して返すためのクラスです。

GlobalExceptionHandler

7. セキュリティ (Security)

役割
認証や認可の設定を行います。Spring Securityを使用することが一般的です。

WebSecurityConfig

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