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1年で1万円以上コストダウンかも!? 外国製AIを有料課金するならRevolut

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はじめに

エンジニアの皆さん、日々の開発業務でAIの力を借りる場面が増えていませんか?特に、コーディングに特化したAI、例えばOpenAIの「Codex」やAnthropicの「Claude Code」などは、生産性を劇的に向上させる可能性を秘めています。

これらの高機能なAIサービスを最大限に活用するため、有料プランを契約している方も多いでしょう。しかし、サービスの多くは海外企業によって運営されており、支払いは米ドルやユーロで行われます。その際に、普段お使いの日本のクレジットカードでは、「海外事務手数料」という隠れたコストが発生していることをご存知でしょうか。

本記事では、この手数料を節約し、年間で1万円以上のコストダウンを実現するかもしれない画期的な方法として、英国発のデジタル金融サービス「Revolut」の活用法をご紹介します。

海外事務手数料という「見えないコスト」

例えば、月額$200のAIサービスを利用していると仮定します。(※料金はサービスにより異なります)
一般的なクレジットカードの海外事務手数料が3%だとすると、毎月次のような手数料が上乗せされています。

  • 月額コスト: $200 * 0.03 = $6
  • 日本円での負担($1=¥150換算): ¥900

月々900円というと少額に聞こえるかもしれませんが、年間で見ると大きな金額になります。

  • 年間コスト: $6 * 12ヶ月 = $72
  • 日本円での年間負担($1=¥150換算): ¥10,800

このように、知らず知らずのうちに1万円以上の追加コストを支払っている可能性があるのです。

Revolutで手数料をゼロに

そこでおすすめしたいのが、Revolutです。

Revolutは、アプリ内で日本円を米ドルやユーロなどの外貨に両替し、その通貨で直接支払うことができるサービスです。多くのクレジットカード会社が設定している海外事務手数料がかからず、為替レートも市場のレート(インターバンクレート)に近いため、非常に有利な条件で外貨決済ができます。

ChatGPT ProやClaude MaxのようなAIサービスはもちろん、海外製の有料APIやソフトウェアの支払いにも最適です。

Revolutでの支払い手順

Revolutを使った支払いは非常にシンプルです。アカウント作成やカード発行の手順は割愛しますが、主な流れは以下の通りです。

1. Revolutアカウントに日本円を入金

まず、お使いの銀行口座やデビットカードからRevolutのアカウントに日本円を入金します。

2. アプリ内で外貨に両替

次のように、アプリ内で必要な分だけ日本円を支払い先の通貨(米ドルなど)に両替します。

  1. アプリホーム画面で「両替」をタップ
  2. 両替元を「JPY」、両替先を「USD」などに設定
  3. 金額を入力して両替を実行

これで、アカウント内に米ドル残高が作成されます。

3. Revolutカードで支払い

あとは、AIサービスの支払い画面で、Revolutのカード情報を入力するだけです。これにより、米ドル残高から直接支払われるため、海外事務手数料は発生しません。

AI以外にも広がる活用シーン

Revolutのメリットは、AIサービスの支払いに留まりません。仕事でも個人開発でもプライベートでも、Revolutが大活躍します。

  • 有料APIの利用: 海外のAPIサービスを利用する際の支払い
  • 海外旅行: 現地でのショッピングや食事
  • 海外通販: 外国のECサイトでの買い物

など、あらゆる外貨決済の場面で手数料の節約が期待できます。米ドルだけでなく、ユーロや英ポンドなど、35種類以上の通貨に対応しているのも大きな魅力です。

補足:外貨の直接入金に関する注意事項

本記事では「日本円で入金し、アプリ内で外貨に両替する」手順を推奨していますが、Revolutには外貨を直接入金する方法もあります。ただし、それには注意が必要です。

  • カードで入金する場合
    Revolutの公式ヘルプにも「通貨をカードの現地通貨に設定して、両替手数料を回避してください」とあるように、例えば日本のクレジットカードで米ドルを直接入金しようとすると、カード会社側で両替が行われ、手数料が引かれてしまう可能性があります。

  • 銀行送金で入金する場合
    海外の銀行から送金する場合、送金元の銀行や中継銀行で手数料が発生することがあります。また、Revolutが対応していない通貨で送金すると、送金元の銀行で不利なレートで両替されてしまう可能性もあります。

これらの手数料を避けるためにも、本記事で紹介した 「日本円で入金 → Revolutアプリ内で両替」 という手順が最も確実でおすすめです。

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本記事ではRevolutを使ってAIサービスの利用コストを削減する方法をご紹介しましたが、会社の制度をうまく活用して、その負担をさらに軽くする方法があります。

筆者が所属する株式会社SalesNowでは、エンジニアの成長のため、スキルアップに繋がる投資を積極的に支援しています。その一環として「スキルアップ・生産性向上支援」制度があり、有料AIサービスの利用料金などを月額10,000円まで会社が支給します。

つまり、これまで個人で支払っていたかもしれないAIサービスの費用を、会社が負担してくれるのです。これにより、コストを気にすることなく、業務や自己学習に最新のツールを思う存分活用できます。

さらに、技術書の購入費用を 月額5,000円まで支給する「読書支援手当」 もあり、インプットとアウトプットの両面からスキルアップを目指せる環境です。

株式会社SalesNowは、こうした個人の成長が事業の成長に直結すると信じています。もし、このような環境でご自身のスキルを活かし、さらに成長させていきたいとお考えでしたら、ぜひ一度カジュアルにお話してみませんか?

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まとめ

海外製の便利なサービスを日常的に利用する今、支払い方法を見直すだけで、年間数千円から数万円のコストを削減できる可能性があります。

Revolutを活用すれば、これまで「見えないコスト」として支払っていた海外事務手数料を節約し、その分を自己投資や他のサービス利用に充てることができます。ぜひこの機会に、Revolutの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

参考情報

SalesNow Tech Blog

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