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さくらのクラウド やってみたシリーズ(20) サーバのゾーン・リージョンを跨いだ移動

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さくらのクラウドでは、起動した仮想サーバを直接ゾーンやリージョンを跨いで移動させる機能は提供されていませんが、ストレージを一度アーカイブ化させ、そのアーカイブを移動させ、別ゾーン、リージョンで起動させることが可能です。

さっそくやってみる

1. ソース用サーバの起動

まずは移動元のソース用サーバを起動させます。石狩第一でishikari1という名前で起動します。
仮想サーバとセットで起動されたストレージは同じ名前が付きます。

2. アーカイブの作成

では今起動したストレージを格納するアーカイブを作成します。コンソール左ペインからディスク アーカイブをクリックします。

追加をクリックします。
アーカイブソースに先ほど作成したディスクを指定し任意の名前を付けます。

アーカイブが無事作成されました。

3. アーカイブの共有

次に今作成されたアーカイブを共有します。
アーカイブの詳細画面で共有を開始をクリックします。

画面に共有キーが表示されますのでコピーしておきます。
is1a:113702891588:xxxNFSKi11Nnzi/2JJhr/OXWuYnq30.Bbb.Nzew6V4OugGMDGOxxx
以下の通りステータスがアップロードになって入れば成功です。

4. 別ゾーン・別リージョンでのアーカイブ共有の受け入れ

先ほど共有されたアーカイブの受け入れを別ゾーンないしは別リージョンで行います。
アーカイブから追加をクリックします。

アーカイブソース共有アーカイブを選択し先ほどコピーした共有キーを指定します。

ステータスが転送中になるのでデータコピーが終わるまでしばらく待ちます。

数分待つと以下の様に起動可能となります。

5. サーバの起動

共有アーカイブから作成されたアーカイブをもとに別ゾーンないしは別リージョンでサーバ起動が可能となります。

さくらインターネット株式会社

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