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承認待ち0秒!Claude Code YOLOモードでセキュアに開発効率85%UP

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承認待ち 0 秒!Claude Code YOLO モードでセキュアに開発効率 85%UP

TL;DR

Docker コンテナで Claude Code を安全かつ高速に使うためのテンプレートを作成しました。

https://github.com/sakumoto-shota/claude-code-template

このテンプレートで実現できること:

  • 承認待ち 0 秒で爆速開発
  • Docker による安全な隔離環境
  • ホワイトリストによるアクセス制御
  • 3 分でセットアップ完了

参考にした記事

https://zenn.dev/mixi/articles/c2a11b1765b149

https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/devcontainer

🎯 3 分でわかる:この記事の価値

  • 読了時間: 約 5 分
  • 🎯 対象読者: Claude Code を使った開発で承認待ちにイライラしている開発者
  • 📊 実証データ: 1 日の承認クリック回数 120 回 → 0 回(100%削減)
  • 💡 実装難易度: ★★☆☆☆(Docker の基礎知識があれば 30 分で実装可能)

あなたもこんな経験ありませんか?

  • Claude Code を使うたびに権限の承認を求められるのが面倒…
  • 連続したファイル操作で何度も承認を求められてフローが途切れる
  • 「とりあえず全部承認」したいのに、毎回確認画面が出てきてストレス

実測データ:Before/After

項目 Before(通常モード) After(YOLO モード) 改善率
1 日の承認クリック回数 120 回 0 回 100%削減
1 タスクの完了時間 平均 15 分 平均 2.25 分 85%短縮
開発フロー中断回数 1 時間に 8 回 0 回 100%削減
ストレスレベル 高(😤😤😤) 低(😊) 大幅改善

解決策:セキュアな環境で権限フリーを実現

実装方法:テンプレートを使えば 3 分で完了

本テンプレートはClaude Code 本家のコードをプロジェクトに導入しやすいよう参考にして構築いたしました。

makeコマンド一発で、以下のセットアップが自動で完了します:

make コマンドで自動生成される環境

`.devcontainer`ディレクトリの中身

.devcontainerディレクトリが自動作成され、以下が設定されます:

  • Docker 環境 (Dockerfile)

    • TypeScript/Node.js 20 の開発環境
    • 必要なツールがプリインストール済み
    • node ユーザーで安全に実行
  • DevContainer 設定 (devcontainer.json)

    • VSCode/Cursor 拡張機能の自動セットアップ
    • Docker-in-Docker 対応
    • 環境変数の事前設定
      :::

ホワイトリスト設定

allowed-domains.txt を編集して、アクセス可能なドメインを制御:

# allowed-domains.txt
github.com
npm.org
pypi.org
docs.docker.com
stackoverflow.com
zenn.dev
qiita.com

必要に応じてドメインを追加・削除できます。詳細はGitHub のテンプレートを参照してください。

使い方:コマンド一発で起動

# Claude Code をYOLOモードで起動
claude-code --dangerously-skip-permissions

# または、エイリアスを設定しておく(YOLOモードを簡単に起動)
alias claude-yolo='claude-code --dangerously-skip-permissions'

セキュリティ考慮事項

セキュリティを保つための仕組み

このテンプレートでは以下の多層防御でセキュリティを確保しています:

  1. Docker コンテナによる隔離

    • ホスト OS へのアクセス不可設定
    • root 昇格禁止
    • コンテナ破棄で影響を完全リセット
  2. ホワイトリストによるドメイン制限

    • allowed-domains.txtで許可ドメインのみアクセス可能
    • 不審なサイトへの接続を自動ブロック
    • 必要に応じてドメインを追加/削除可能
  3. 機密ファイルの保護

    • SSH 鍵は読み取り専用(Readonly)でマウント
    • ホストマシンの重要ファイルへの書き込み不可

まとめ:今すぐ実践できる 3 つのステップ

  1. GitHub からテンプレートをクローンしてコンテナ作成

    git clone https://github.com/sakumoto-shota/claude-code-template
    cd claude-code-template
    make  # Dockerコンテナが自動作成されます
    
  2. コンテナ内で Claude Code を YOLO モードで起動

    # コンテナ内で実行(YOLOモード)
    claude-code --dangerously-skip-permissions
    # claude-codeの初期セットアップがあります。
    
    初期セットアップ画面

    セットアップして、YOLOモード開始!

    claude-codeの初期セットアップ

  3. VSCode/Cursor でも Dev Container として利用可能

    • プロジェクトフォルダを VSCode/Cursor で開く
    • 「Dev Containers: Reopen in Container」を実行
    • 自動的にコンテナ環境で開発可能

    DevContainerを開く画面

注釈

※1 実測データは筆者の個人プロジェクトでの計測結果です
※2 セキュリティリスクを理解した上で、適切な環境でのみ使用してください
※3 2025 年 8 月時点の Claude Code v1.0.73 での動作を確認済み

これまでの記事一覧

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https://zenn.dev/sakupanda/articles/3cb63cd897b7b1

https://zenn.dev/sakupanda/articles/ecb4ae7e9a240e

https://zenn.dev/sakupanda/articles/bfc84e54f97504

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https://github.com/sakumoto-shota/claude-code-template

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