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WindowsServer2025のセカンダリサーバー構築とプライマリとの連携

2025/02/03に公開

WindowsServer セカンダリサーバー構築手順

WindowsServerのセカンダリを設定し、ADやDNS、DHCPを冗長化する。

  1. IPを固定し、DNSサーバーをプライマリーサーバーに向けて設定する

  2. ADとDNSの機能を追加する

  3. 通知内の「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」をクリック

  4. 「既存のドメインにドメインコントローラーを追加する」を選択し、ドメインを入力、資格情報を追加する

  5. ドメインコントローラーの機能等のチェックボックスはそのまま、DSRMのパスワードを入力

  6. DNSオプション、追加オプション、パスはそのまま次へ

  7. 前提条件のチェックが通過していればそのままインストールを開始

  8. 再起動がかかったあと、Powershellで以下のコマンドを実行

     dsquery server -forest → プライマリ、セカンダリの2つが入っていればOK
     repadmin /showrepl → すべて成功していればOK
     netdom /query fsmo → すべてプライマリのサーバーになっていればOK
    

DNSセカンダリ設定

  1. プライマリサーバー上で、DNS管理画面からレプリカを作成したいゾーンを右クリックし、プロパティを開く
  2. 「ゾーンの転送」タブに移動し、「ネームサーバータブの一覧にあるサーバーのみ」を選択
  3. 「ネームサーバー」タブに移動し、追加をクリック
  4. セカンダリサーバーのIPアドレスとホスト名をFQDNで入力しOK
  5. 前方参照ゾーン内にNSレコードが追加されていることを確認
  6. セカンダリサーバー上で、DNS管理画面からレプリカを作成したいゾーンを選択し、右クリック→「新しいゾーン」をクリック
  7. 次へで進み、「セカンダリゾーン」にチェックを入れて進む
  8. ゾーン名(任意だがプライマリと同じもので)を入力して次へ
  9. プライマリサーバーのIPを入れ、次へ
  10. ゾーン転送が完了されるため、作成したいゾーン内にNSレコードがそれぞれあることを確認
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