Red Hatでネットワークインターフェースのボンディング設定

はじめに

RedHatを構築中のミニPCがNICを2個持っているため、ボンディング設定を行って冗長化してみる。

構成

• Red Hat Linux ENterprise 10.0
• nmcli

ボンディング設定の実施

1. ボンディングのインターフェースを作成する。

$ nmcli con add type bond con-name bond0 ifname bond0 bond.options "mode=1,primary=eth0,miimon=100"

2. IPアドレスやゲートウェイを設定する。

$ nmcli con mod bond0 ipv4.address "172.23.1.XXX/24"
$ nmcli con mod bond0 ipv4.method manual
$ nmcli con mod bond0 ipv4.gateway "172.23.1.254"
$ nmcli con mod bond0 connection.autoconnect yes
$ nmcli con mod bond0 ipv6.method disable

3. ボンディングインターフェースに、物理インターフェースを追加する。

$ nmcli con add type ethernet slave-type bond con-name bond0-port1 ifname eth0 master bond0
$ nmcli con add type ethernet slave-type bond con-name bond0-port2 ifname eth1 master bond0

まとめ

ボンディング自体は簡単にできる。
実際は物理インターフェースにもDHCPでIPが振られていたため、その部分は停止する必要がある。