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AWSの料金アラートの違い

2021/06/18に公開約2,400字

はじめに

AWSの料金アラートが複数あって、自分でも違いが曖昧だったのでまとめてみました。

AWS Budgetsのアラート機能

おそらく一番ベーシックと言えるであろう機能です。
予算に対してアラートを設定できます。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/awsaccountbilling/latest/aboutv2/budgets-create.html#create-cost-budget

AWS Budgetsで予算の設定をすると、閾値を超えた際にSNS通知(又は直接Mail)が可能です。
閾値は複数設定もできます。
予測コストに対して設定ができるのも利点です。(現在値に対して設定する事も可能)

Budgetsアラート

アラート以外に「予算アクション」も設定できて、インスタンスを停止したりIAMポリシーを書き換えて操作を禁止したりもできます。

AWS Budgets Actions とは(Serverworks blog)

アラート機能自体に料金は掛かりません。アクションには掛かります。
料金

You can monitor and receive notifications on your budgets free of charge.
Your first two action-enabled budgets are free (regardless of the number of actions you configure per budget) per month. Afterwards each subsequent action-enabled budget will incur a $0.10 daily cost.

請求アラート

上記の機能ができる前からある機能です。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonCloudWatch/latest/monitoring/monitor_estimated_charges_with_cloudwatch.html

現在は積極的に使用する理由は無いと思われます。(もしかしたら便利に使えるパターンがあるかも知れませんが)

Billingの設定から「請求アラートを受け取る」を有効化すると、CloudWatchメトリクスが発行されるようになります。
後は他のメトリクスと同じようにアラームを設定すれば良いです。

請求アラート
CloudWatch Billing

請求アラートを有効化する事自体に料金は掛からないと以前サポートから聞きましたが、ドキュメント等の記載は見つけられませんでした。

AWS コスト異常検出(AWS Cost Anomaly Detection)

前述の2つと役割が違い、普段のコスト変化が自動的に学習されて異なる変化があった際に通知がされます。
例えば検証でインスタンスを作成して消し忘れたなど。
ほか意図せず急にコストが増えた時の保険として設定しておくと良いと思います。

https://dev.classmethod.jp/articles/aws-cost-anomaly-detection-ga/

AWS コスト異常検出による異常な支出の検出

料金表に記載がありませんが、FAQに無料と記載されています(分かり辛い…)

Q: Is there a cost associated with using AWS Cost Anomaly Detection?
This service is provided free of charge

ちなみに、「Amazon CloudWatch anomaly detection」という似た名前の機能がありますが、そちらはCloudWatchアラームで普段と異なるメトリクスの変化を検知できる機能です。
※普通のアラームより料金が高くなります。https://aws.amazon.com/jp/cloudwatch/pricing/

まとめ

AWS Budgetsのアラート機能とコスト異常検出を両方設定しておくと良いかと思います。

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