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WSLでディストリビューションをインポート・エクスポート

2024/03/02に公開

概要

  • WSL(Windows Subsystem for Linux)でディストリビューションをインポート・エクスポートする手順メモ
  • 実施環境:Windows 11

背景

  • Microsoft Storeからインストールしたディストリビューションをベースに、利用目的に応じた個別の環境を構築しようと考えた
    • 例えば、開発用環境とレビュー用環境を分けて、開発の途中でもレビューにすぐ対応できるようにするなど
  • インストールしたディストリビューションをエクスポートしてファイル化し、それをインポートしてディストリビューション名を個別指定すれば可能
  • 今回はAlmaLinux8の環境を作成

手順

1. ディストリビューションの一覧を確認

> wsl --list
Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション:
Ubuntu-20.04 (既定)
AlmaLinux-8

2. エクスポート

> wsl --export ディストリビューション名 書き出したいファイル名
> cd %HOMEPATH%
> mkdir %HOMEPATH%\wsl_export
> wsl --export AlmaLinux-8 %HOMEPATH%\wsl_export\alma_8.tar.gz
> dir wsl_export
2024/02/27  08:36    <DIR>          .
2024/02/27  08:35    <DIR>          ..
2024/02/27  08:36       269,455,360 alma_8.tar.gz
               1 個のファイル         269,455,360 バイト
               2 個のディレクトリ  378,183,249,920 バイトの空き領域

3. インポート

> wsl --import ディストリビューション名 インストール先パス 書き出したファイル名
> cd %HOMEPATH%
> mkdir wsl\alma_8_test
> wsl --import alma-8-test %HOMEPATH%\wsl\alma_8_test %HOMEPATH%\wsl_export\alma_8.tar.gz
インポート中です。この処理には数分かかることがあります。
この操作を正しく終了しました。
> wsl --list
Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション:
Ubuntu-20.04 (既定)
AlmaLinux-8
alma-8-test

おわりに

  • WSLの簡単に環境作れるスマートなところ好き!

参考記事

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