Open5

Clineつかってみる

osakanaosakana

はじめまして

2025年4月
AIエージェントについてまだ何も知らない。
会社では一部のメンバーが試験的にDevinを導入し始めていて、そのすごさは実感していた。

そんな折にAWS Startupのハンズオンイベントがあるとのことで、すぐに予約した。
Clineというのがあるらしい。
AIエージェントにも既にいくつかの種類があるようだ。
乗るしかないこのビッグウェーブに

ということでまずはVS Codeの拡張機能をインストールして始める。
https://github.com/cline/cline

Copilotみたいなかんじで、サイドにClineが現れた。

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ClineはオープンソースのAIエージェントで、これ自体は無料で使える。
AI部分として色々なモデルを選択でき、そのAPIを使うのに課金されるという作りのようだ。

デフォルトでは現時点で BEST であるという claude3.7-sonnet が選択されている。
次点で Google の gemini が TRENDING になっている。
どうやらこのモデルには無料枠があるらしい。

従量課金だからこわいな・・
どうなるのか??と思いながらも無料で始められたのでとりあえず何かやらせてみたい。

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ChatGPTに聞くようなノリしかわからないので、まずは何ができるの?と聞いてみた。

質問はタスクとして処理され、淡々とこなされていく。

しっかりコストが計算されている。
これは下手に指示して浪費できないな・・

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Webアプリつくりたい

一旦モデルをgeminiに変更してみた。
するとレスポンスがめちゃくちゃ遅くなって、しまいにはエラーになった。

これだと使えないので、まずはベストなclaudeで試すことにする。

気を取り直して以下のリクエストを投げてみた。

スマートフォンで使えるwebアプリケーションを作って。
まずは指で文字を描ける画面が欲しい。

今度はスッと理解されて早速タスクが進んでいく。

作りたい対象がどんなものか?から始まり、必要なものが列挙され、実際に実装が始まる。
右のエディタでは、自動的にファイルが作られ実装が進んでいく様子が確認できる。

Auto-approve の設定をしていなければ、都度ユーザーの許可を求める。
コマンドの実行や外部ブラウザを開くなど。

また定期的に "Checkpoint" という点線が描かれるので、 step by step で進められていることがわかる。
Compare, Restore というボタンがあるので、この単位で比較したり戻したりできるのかな?

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できたもの

これ

1分もかかってないんちゃうかな
正直驚きますよね。

自動コーディングはChatGPTで少し試してみたことがあったけど、あまり思った通りにならないこともあった。
しかしこれは、ペンの色や太さを選べたり、クリアできたりと
そこまで指示していないのに勝手に付けてくれた。

こんなもん秒で作れるようになったらもう可能性しか広がらないですよね。
自分の実装力がなくて二の足を踏んでいたようなことでも、アイデアさえあれば・・
まあ精度を上げるためには、的確な指示ができることが重要になるだろうけど。

それにしても、動くプロトタイプを作るハードルは本当にひと昔前から考えたら信じられないぐらい下がったと感じた。
構想時点で動かないことがけっこうネックになっている(実際うごかしてみると思ってたのと違うなあ系)と思うことはままあった。
それがなくなっていくと思うと、アイディアを形にする精度がかなり上がるだろうな。

なんかわからんけど急に最強のツールを手に入れた気分だ。