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メガネユーザがVisionProを買うために必要なこと

2024/07/03に公開

VisionProはメガネユーザに優しくないのか?

結論、少しだけ優しくない(主にお財布)。今はソフトコンタクトを付けてVisionProで遊んでる(7/3現在)

アメリカで先行?発売されてポツポツとレビュー記事はあったものの、ネット探してもあんまり記事がなく、視力矯正している私はちゃんと使えるのか?と疑問だった。なので、AppleStoreで体験会に参加して度付き状態のVisionProと遭遇
その場で買ってしまった^^(最初から買う気だったろと言われたが

せっかくなので、視力矯正が故に購入をためらっている人向けに体験会〜購入のアレコレについてまとめる。買うためのひと押し参考になればと思う

筆者のステータス(?)
  • ガジェット大好き
  • 近視で常時メガネ
  • VR歴はあまりなく、HP社製VRでBeatSabre遊んでたくらい
    • MetaQuestとの比較はできないゴメンネ

メガネユーザがVisionPro買う上で知っておくべきこと

今回、実店舗に足を運び色々スタッフさんにも質問ができたので、メガネユーザの私がVisionProを買う上で気になったことを書いていく

ZEISS Optical Insertsについて

まず、VisionProはメガネをかけて装着はできない\_(・ω・`)ココ重要!
なのでコンタクトで視力矯正するか、このOptical Insertsと呼ばれるレンズを別途購入しなければならない
近視のみの場合、お値段24,800円
本体価格からすると安いものだと錯覚するが、割といいメガネが買えちゃう値段
レンズはZEISS(ツァイス)というメーカーが提供している。読み方は教えてもらった
体験会時にメガネのチェックをした機械も恐らくこのZEISS社製だろう(ドイツから来たって言ってたし

Optical Insertsさえ買えば問題ない

専用レンズをつけると、若干だが厚みが増すのでクッション材(ライトシールクッション
)をより分厚いものに変更する必要があるらしい
流石にこれも別売りじゃないよねと思ったが、ちゃんと付属品として同梱されている(されていた)ので安心してほしい
実際に比較したが、分厚さの違い以外は特になさそうだった

AppleStoreではレンズは買えない

体験会でメガネを計測したし、店舗なら在庫あるでしょ!と思っていたら、店舗でも販売用の在庫は無く別途購入して欲しいとの案内だった
別メーカーだから購入自体も案内メールを送るからそこから決済して欲しいとのこと。実際に購入した際も、VisionPro代のみその場で支払い、このレンズについてはメールリンク先のページで決済している

これは盲点であり、なおかつ購入を少し躊躇った。なぜなら、買ってすぐにVisionProそのまま使えないのかよ!
購入時に色々質問に答えてくれたスタッフ兼メガネVisionProユーザ曰く、しょうがないとのこと。レンズが届くまではソフトコンタクトで凌いでいるそう(現に私もそうしている

「視力をZEISS社に伝えるために、眼科の処方箋が必要です」

スタッフさんに説明していただいたが、ZEISSがレンズを作るために、眼科に行って処方箋が必要だよととのこと
てっきりネットでコンタクト買う時みたいに度数(-3.5とか)さえわかってればいいと思っていたのだが、処方箋をチェックをZEISSが行うので必要だと言う。PDFか何かで送るのかな?とか思ったが、メールに届くリンクから数値を入力するだけとも言われた(ここで察した
幸い、メガネ作成時の各種数値を手元で確認できる状態だったのでその場でささっと入力できた

良い子の皆さんはちゃんと眼科に行って検査してもらいましょう。過去のデータや眼科以外のデータだと信頼性が低い場合があるので、自己責任の範疇で判断しましょう

少しややこしい情報入力項目

矯正度数だけ分かってりゃいいだろ!と思ったが、ZEISSのページで必要な入力項目は各種値を入れろ形式のもので、用語解説はあるものの何種類か必要な数値があった
所謂、"度数"の項目はSPHで、そのほかCYLとかAXISとかの入力を求められる
近視のみの私の場合は、SPH以外は全て0だったが、人によっては値が変わると思うので、この辺の用語がわからず、度数だけしかわからない人は素直に再検査をお勧めする

レンズが届くまで1〜2週間!?

驚愕の事実その2(個人比)
【追記】
※7/3現在:6/29(土)の夜にレンズを注文+処方箋入力。その後7/1(月)に発送連絡が来たので、在庫があれば結構早く届く(?)模様
※7/6にはレンズ到着⭐︎ 近視のみだったのかだいぶ到着が早かった。

別メーカーで別注文なのは分かった。処方箋が必須なので店舗に在庫が無いのも分かった。でも届くのに結構日数を要するのか。。。と少しションボリ
処方箋を確認して、あなたに合うレンズを作るので時間がかかってしまうとのこと。注文もたくさんきている(?)のでしょうがない
ちなみにドイツのメーカーだからドイツで作られてくるのかな?と思ったら、発送元は上海だった(予定より早く届くのでヨシッ

VisionProの返品ポリシーはどうなるの?

レンズのみ別メーカー、別注文となると気になるのは商品を返品したい場合だ
Apple製品は14日間以内なら返品できる。twitterでアメリカで返品が相次いだとかいう記事だかツイートを見たことがあるが、要は使って見たけどいらないってなった場合の救済措置
でもレンズが届くのが1週間以上かかるなら、届く頃には返品期間を過ぎてるじゃん!となる
ちなみにこれはどうしようもないとのこと。もし気に食わなかったらレンズを待たずにサポートへ連絡して欲しいとのこと

レンズの返品・交換はどうなるの?

VisionProの返品ポリシーは分かった。でもレンズは別メーカーだからどうなるの?と思うはずだ
結論、レンズは別途Appleのサポートへ連絡して欲しいとのこと
割とあるあるなのが、度数が合わなかったから交換したいって場合。この場合もZEISSではなくAppleのサポートへ連絡して欲しいとのことだった
返品や交換となった場合でも間にAppleが入ってくれるようなので、時間はかかるかもしれないが少しは安心できそうだ

コンタクトをつけるならソフトコンタクトレンズで

私はコンタクトが苦手なのでたまにしかつけない
なので1Dのソフトコンタクトしかないのだが、人によってはハードコンタクトの場合もあるだろう。スタッフさん曰く、使うならソフトコンタクトを推奨するとのこと
理由は、アイトラッキングに支障が出るらしい。詳しいことはわからないが、ハードをつけている人であれば注意したいところ

コンタクトの場合とレンズ入りの場合で各種設定は異なるのか?

オプティカルインサートありとなしで設定を切り替えることが可能だった。
あと、レンズの脱着を自動で検知しているようで、外した場合は設定が開くようになっている。ここはシンプル親切
使用感についてはあまり変わらずだとおもう。若干視線設定がズレる気がするのは自分の設定時のずれが原因な気がしなくもないが、設定し直せばバッチリ決まるのでここはレンズのせいと断定はできなかった

レンズ入りとなしで画面の写りが変わるか?

ここは少し気になったポイントがある
画面内に照度の高いものがあると、若干レンズに反射してボヤがついているような状態になる。
視点よりだいぶ手前に映るのでさほど気になりはしないが、せっかく綺麗に写ってるのに少し残念だなって思った

レンズをつけたらクッションも分厚いものに変更?

付属のシーリングクッションは2種類あり、厚みのあるものと通常のものがある
レンズをつけたらその分目との距離が近くなるので、設定のポップが出たら切り替えたほうがいいそうだ
自分が利用しているときも、"近過ぎます"と警告が出たので交換してみたが、なんとなくしっくり来なかった。逆に厚めの方にしたら"遠過ぎます"との警告も出たので、どっちなんだい!となった
結局、通常の厚みのものを利用している。少しレンズとの距離が近いと思うが、なんとなくしっくりきた方を使うことにした

設定で視点距離が調整できる

レンズの度数は、普段かけているメガネと同じ度数にしたのだが、疲れないかな?と少し心配していた。画面も近いし1個落としても、、、と思ったが、ここは設定で少し楽ができそうだ
オプティカルインサートの設定から、「目の快適さ」の項目で視点を合わせる位置を知覚したり遠くしたりできる
割と設定できる幅があるので、疲れ目対策にはなりそう(遠めにすると疲れにくいのかな?

Appendix ~Appleストアでの体験会~

せっかくなので体験会?についても書こうと思う(中身はそんなにないヨ

必要なもの:

  • 好奇心
  • 普段かけてるメガネ
    • 専用の機械がメガネをチェックして度数を測ってくれる。ブルーライトカットがついててもOK
      あると便利なもの:
  • 事前予約
    • 当日予約でも可
  • AppleStoreアプリ
    • 体験した日にセッティングしたバントサイズとかの内容をQRコードで共有してくれる。無いとメールでの共有になる
  • Appleすごーいの心

事前予約は(いつも通り)AppStoreアプリかWebサイトで日時を選択して予約をポチー
日本発売日が6/28(金)で平日だったため翌29(土)に予約。前日までは結構予約の枠は空いていた気がする
当日予約は流石にオンラインじゃ不可?のようだったが、店舗にあるVisionProブースのiPadから当日予約も行ける模様。常に4人〜くらいは体験している人が居たので、当日予約も含めるとそこそこ埋まってたんじゃないかなと思う

体験準備 ~メガネの度数チェック~

当日は事前に視力矯正がある旨を登録していたのでサクッとメガネを機械でチェック。度数を測る機械も、Optical Inserts受注先のドイツのメーカーのものらしい
レンズを挟んでチェックするタイプの機械で、1分くらいでサクッと終了。前述したが、ブルーライトカットとかその辺があっても無問題とのこと(JINSとかの一番濃いやつでもいいのかな。。。?
計測機器はStore内には1台しかなかったみたいで、ちょうど機械の隣で体験してたので割と人が通ることが多かった

いざ体験

専属で1名スタッフさんが着いてくれて、事前の操作説明から割と細かく教えてくれた。
スタッフ端末用iPadに見えているものがミラーリングされる仕様で、こんなのが見えてるんだ〜と一緒に行った連れも暇にさせないスタッフさん流石でした

初期設定から手を使った動作とか視線の動作でニヤニヤ全開。最初は写真アプリで移動や拡大のアクションから、パノラマ写真を180°写真的に見たりと、とりあえずスゲーってなった
その後、恐竜とか見ます?と言われたが、まぁスゲーくらいにしか思わないだろうと思い別のプログラム?のKeynoteの3Dデータを見せてもらうことに
手元まで3Dデータ持ってきて見れる感動。なんか近未来感あってすごく良かった(語彙力

Optical Inserts(視力矯正)のファーストインプレッション

視力矯正部分の話がなさすぎたので、体験時点での所感を
30分弱体験したが、見え辛いとかそういうのは一切無かった。むしろ快適に使えたので、これは買いだと決めた
やはり何か装着してる感とかあるのかなーと思ったらそんなことはなく、流石Appleきっちり収まるデザインになっていた

視力が悪いからってVisionProをあきらめんなよ!

Never give up!と熱く語りかけてくる人もいるから、買おうVisonPro。値段以外は最高

VisionPro自体のレビューもやろうかなと思ったが、それは他の人が色々書いてくれてると思うので気が向いたら書こうかなと思う

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