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JavaScriptの個人的まとめ
記事の概要
- 個人的まとめ
暗黙的な型変換
暗黙的な型変換とは
暗黙的な型変換とは次のことを言う。
- ある処理において、その処理過程で行われる明示的ではない型変換のこと
- 暗黙的な型変換は、演算子による演算や関数の処理過程で行われる。
もっとも有名な暗黙的な型変換は、等価演算子(==)。
等価演算子(==)は、オペランド同士が同じ型となるように暗黙的な型変換をしてから、比較。
→ 型変換により予期せぬ挙動が発生。
等価演算子の暗黙的な型変換を避ける簡単な方法
- 常に厳密等価演算子(===)を使う。 値を比較する際は、常に厳密等価演算子を使うことで、暗黙的な型変換をせずに値を比較できる。
関数と宣言
JavaScriptでは、関数を定義するためにfunctionキーワードを使う。
- functionからはじまる文は関数宣言と呼び、次のように関数を定義できる。
// 関数宣言
function 関数名(仮引数1, 仮引数2) {
// 関数が呼び出されたときの処理
// ...
return 関数の返り値;
}
// 関数呼び出し
const 関数の結果 = 関数名(引数1, 引数2);
console.log(関数の結果); // => 関数の返り値
関数は次の4つの要素で構成されている。
- 関数名 - 利用できる名前は変数名と同じ(「変数名に使える名前のルール」を参照)
- 仮引数 - 関数の呼び出し時に渡された値が入る変数。複数ある場合は,(カンマ)で区切る
- 関数の中身 - {と}で囲んだ関数の処理を書く場所
- 関数の返り値 - 関数を呼び出したときに、呼び出し元へ返される値
宣言した関数は、関数名()と関数名にカッコをつけることで呼び出せる。
関数を引数と共に呼ぶ際は、関数名(引数1, 引数2)とし、引数が複数ある場合は,(カンマ)で区切ります。
関数の中身ではreturn文によって、関数の実行結果として任意の値を返せます。
function double(num) {
return num * 2;
}
// `double`関数の返り値は、`num`に`10`を入れて`return`文で返した値
console.log(double(10)); // => 20
参考文献:JavaScript Primer
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