生成AI×アジャイル開発 現場の実践知を語る Agile Studio ウェビナー【感想レポート】
はじめに
2025/6/3に開催された「生成AI×アジャイル開発 現場の実践知を語る」にオンライン参加しました。
記事化遅くなり、今さら感ありますが気にせず書こうと思います。
今回は、ChatGPT先生&Cursor先生と相談し、インタビュー形式にてお届けします。
Q1. どんなイベントでしたか?
岸田 正吉さん(KDDIアジャイル開発センター株式会社)と、村上 雅彦さん(株式会社永和システムマネジメント)の対談形式によるウェビナーでした。
ClineとDevinそれぞれの特性踏まえてた使い方や、アジャイル開発との親和性について等をお話されていました。
ツールの話もよかったのですが、やはり実務でがっつり使われている方の経験談はとても貴重でした。
Q2. 参加した理由はなんですか?
現状私は、生成AIを活用したシステム開発について、個人的な情報取集やお試し程度しかできていない状況です。
現場のアジャイル開発でどのように活用されているのかであったり、活用したことによる結果や所感を聞いてみたかったためです。それにより、今後の業務活用に向けて解像度を高めることが目的でした。
Q3. 心をつかまれたエピソードは何でしたか?響いた理由も教えてください。
AI使いましょう(使う側に行きましょう)という話です。使うか使わないですごく差が生まれるし、今後はAIを使わない開発もなくなってくるだろうということでした。
ChatGPTが登場したばかりの時もそうでしたが、やっぱり使ってみないとどんなものか分からないし、活用イメージも湧かないですもんね。
手段の目的化ということの批判もありますが、昨今のAIに関しては特に、まずは使い倒さないと理解が深まらないし、結局知識が足りなすぎてベストな課題解決はできない(目的を達成できない)ことになると思います。
世の中を見ると、時間を投資できないことに対する焦りはあるものの、自分にできる範囲で継続して触っていこうと思っています。
Q4. 「自分の現場にもそのまま持ち帰れそう」と感じたポイントはどこでしたか?
いかにしてAIにうまく動いてもらうかを考える(生成AIを使った開発ではとても大事で)という話です。
具体的には、以下のような点が印象的でした。
ドキュメントファーストの重要性
- AIに理解してもらうためのReadmeやルールの記述に多くの時間を投資している
- 従来は別サービスでドキュメント管理することが多いが、生成AI活用を前提とすると、全部Gitのリポジトリにプレーンテキストで管理するのが最強
Q5. 生成AI活用において注意すべき課題や制約について触れられた内容で、印象に残ったものはありますか?
現実的な課題として、主に以下の点が挙げられていました。コストの問題は業務で活用する以上は避けられない問題だなと改めて感じました。
コストの問題
全部AIにお任せしてしまうと、以下にも関連するエラー解除等で想像以上にコストがかかることがあるとのことでした。従量課金のサービスを業務で使う場合は特に意識しなければならないなと感じました。
技術的な制約
破壊的変更が入ったライブラリを使用している場合、AIが古い書き方で頑張り続けてエラーを起こし続けることもあるという話も興味深かったです。
(情報インプットすることで解決は可能)
Q6. ウェビナーの学びを活かして「明日から始める小さな一歩」を挙げるとしたら?
3分でもいいので、使ったことのないAIサービスを使ってみることです。
以上です。
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