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Unity Build Automation (Cloud Build)でテストビルドしてみるメモ

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GitHubに置いたソースをBuild Automationを使用してビルドする手順を記載する。
ソースの取得箇所設定外は他のバージョン管理システムと同じ手順で進められる。
プロジェクトがローカルでビルドできることは確認しておくこと。

CloudBuildではローカルと違うパスで動いたり、外部ツールで何かおこなっている場合はケアしてあげる必要がある。そのため、単純なプロジェクトを作成して挙動を確認しながら進めるのが良い。

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プロジェクト作成時に”Connect to Unity Cloud”でCloud側のプロジェクトがある状態とする。(無い場合は手動で作成ましょう)

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Build Automationの無償利用を許可する。(昔に設定しているためキャプチャーなし)
200分は毎月リセットされて翌月も使える?[1]

Reduce iteration times by automating builds across multiple platforms simultaneously in the cloud.
Free tier: 200 Windows build minutes, 1 machine concurrency, 5 GB shared storage with UVCS

クラウドで複数のプラットフォームにまたがるビルドを同時に自動化することで、反復時間を短縮します。
無料レベル: Windows ビルド 200 分、マシン 1 台の同時実行、UVCS による 5 GB の共有ストレージ
脚注
  1. Billable build timeのみが対象。Wait timeやCheckout timeは含まれないはず ↩︎

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Source control provider / SCM tyepを"Git"にする。[1][2]
Source contlrol provider URLにGitHub SSHを入力する。
Git executableはNativeを選択する。[3]
Your unique SSH KeyをCtrl+Cでコピーする。

Source contlrol provider URLはGitHubのCode→SSHで表示されるもの

脚注
  1. SSH Keyを使い固有ユーザーに紐づかないようにする。Tema所属のリポジトリはPersonal Access Tokenだと権限によっては見えない ↩︎

  2. 個人でGitHubを使用する場合はPersonal Access Tokenを使ったほうが良い。 ↩︎

  3. Cygwinは遅い。Linux-based symlinksを使用したい場合のみ使う ↩︎

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GitHubのリポジトリページを開く。
Settings→Deploy Keysを選択する。
Add deploy keyボタンを押す。

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TitleにUnityプロジェクトと同じ名前を入力する。[1]
Keyに"Your unique SSH Key"でコピーした内容をペーストする。
Allow write accessのチェックはOFFのままで問題ない。
Add Keyを押す。

Add Keyを押した後この画面に遷移したら登録完了。

脚注
  1. 後で何用かわかる名前ならなんでも良い ↩︎

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Unity Cloudのページを表示する。
Saveボタンを押す。

成功すると⇩のような表示が右下にでる。

SSH Key正しく設定できていないと⇩のようなエラーになる。SSH Keyが間違っていないか?設定したリポジトリが間違っていないか?を確認する。

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DevOps→設定→Target Setupを押す [1]

Select a platform to build for:でビルドしたいプラットホームを選ぶ。
今回はAndroidを選択する。

脚注
  1. 日本語だと設定が2個あるが上の方 ↩︎

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Target nameを設定する。[1]
Branchにビルドしたいブランチを設定する。
Unity versionはプロジェクトで使用しているUnityのバージョンを設定する。

Builder Operating System and VersionをWindowsにする。[2]
Android SDKをターゲットにしたいバージョンにする。[3]
Machine specificationsはSTANDARDを選択する。[4]

Bundle IDへプロジェクトに設定しているBundle IDを入れる。
Credential setをAuto-generated debug keysoteを選択する。[5]

設定が終わったら、"Save configuration"を押す。
エラーが出た場合は内容を確認して修正する。

脚注
  1. ビルド履歴に表示される名前。プラットホームやバージョン名などを入れておくとわかりやすい ↩︎

  2. iOSの時はmacにする ↩︎

  3. 使用できるバージョン->Available Android SDK versions ↩︎

  4. 無料利用枠でははこれしか使えない? ↩︎

  5. Keystoreに紐づく機能が必要になったら変更する必要がある ↩︎

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DevOpus→ビルド履歴→ビルドボタンを押す。

Build Targetsで今回作成したTargetにチェックを入れる。
Buildボタンを押す。

ビルドが終わるまで待つ。

ビルド成功時の表示。

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ビルドのログや情報を確認するには。
ビルド結果のStatusセクジョンの#数値の部分を押す。[1]

Full Log、Change[2]、OverViewなどが確認できる。
ビルドが失敗したときの調査などに使う。

脚注
  1. キャプチャでは#1部分 ↩︎

  2. Gitから取り込んだ内容 ↩︎

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