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WSL2コマンドメモ
はじめに
WSL2のコマンドメモです。
オフィシャルページを見ましょう。
動作確認環境
Host OS
- Windows 10 バージョン: 21H1 / OSビルド: 19043.1348
- Windows Terminal 1.11.2921.0
ディストリビューション関連
インストール可能一覧
インストールできるディストリビューションの一覧を表示する。
PS C:\Users\hoge> wsl -l -o
インストールできる有効なディストリビューションの一覧を次に示します。
'wsl --install -d <Distro>' を使用してインストールします。
NAME FRIENDLY NAME
Ubuntu Ubuntu
Debian Debian GNU/Linux
kali-linux Kali Linux Rolling
openSUSE-42 openSUSE Leap 42
SLES-12 SUSE Linux Enterprise Server v12
Ubuntu-16.04 Ubuntu 16.04 LTS
Ubuntu-18.04 Ubuntu 18.04 LTS
Ubuntu-20.04 Ubuntu 20.04 LTS
インストール済み一覧
PS C:\Users\hoge> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04 Stopped 2
Ubuntu-20.04_01 Running 2
インストール
指定したディストリビューションをインストールする。
PS C:\Users\hoge> wsl --install -d Ubuntu-20.04
ダウンロード中: Ubuntu 20.04 LTS
インストール中: Ubuntu 20.04 LTS
Ubuntu 20.04 LTS はインストールされました。
Ubuntu 20.04 LTS を起動しています...
新規でコマンドラインウインドウが開く。ユーザー名とパスワードの設定を行う。
Installing, this may take a few minutes...
Please create a default UNIX user account. The username does not need to match your Windows username.
For more information visit: https://aka.ms/wslusers
Enter new UNIX username: hoge
New password:****
Retype new password:****
passwd: password updated successfully
Installation successful!
To run a command as administrator (user "root"), use "sudo
〜中略〜
This message is shown once once a day. To disable it please create the
/home/hoge/.hushlogin file.
hoge@AA:~$
アンインストール
指定したディストリビューションをアンインストールする。
PS C:\Users\hoge> wsl --shutdown
PS C:\Users\hoge> wsl --unregister Ubuntu-20.04
起動関連
ログイン
デフォルト仮想環境に作成ユーザーでログインして「ホームディレクトリ」に入る
PS C:\Users\hoge> wsl ~
デフォルト仮想環境にrootでログインして「ホームディレクトリ」に入る
PS C:\Users\hoge> wsl ~ -u root
指定仮想環境に指定ユーザーでログインして「ホームディレクトリ」に入る
PS C:\Users\hoge> wsl ~ -d Ubuntu-20.04_01 -u hoge
ディストリビューション指定再起動
PS C:\Users\hoge> wsl -t Ubuntu-20.04
デフォルト起動ディストリビューション設定
「-d」オプションをを使用していない場合に、起動するディストリビューションを指定する。
PS C:\Users\hoge> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04 Stopped 2
Ubuntu-20.04_01 Running 2
PS C:\Users\hoge> wsl -s Ubuntu-20.04_01
PS C:\Users\hoge> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04_01 Stopped 2
Ubuntu-20.04 Stopped 2
仮想環境の管理
エクスポート
設定を終えた仮想環境をファイルにエクスポートする。
PS C:\Users\hoge> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04 Running 2
PS C:\Users\hoge> wsl --export Ubuntu-20.04 Ubuntu-20.04_20211210.tar
[ex]起動ユーザー設定
エクスポートした仮想環境をインポートすると。ログインユーザーがrootになっていします。
ディストリビューション内に/etc/wsl.confを準備する。ユーザー設定をすることで変更できます。(「hoge」の部分をログインしたユーザー名にする)
/etc/wsl.conf
[user]
default=hoge
インポート
エクスポートした仮想環境を使えるようにする。
ディストリビューションネームとインストールロケーションを変えれば。同じエクスポートファイルから複数仮想環境を作ることができる。
PS C:\Users\hoge> wsl --import Ubuntu-20.04_01 Ubuntu-20.04_20211210 Ubuntu-20.04_20211210.tar
PS C:\Users\hoge> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04 Stopped 2
Ubuntu-20.04_01 Stopped 2
WSLの状態を確認する
デフォルトディストリビューション、WSLバージョン、カーネルバージョンを確認できる。
PS C:\Users\hoge> wsl --status
既定の配布: Ubuntu-20.04
既定のバージョン: 2
Linux 用 Windows サブシステムの最終更新日: 2021/10/31
Windows Subsystem for Linux カーネルは、'wsl --update' を使用して手動で更新できますが、システム設定が原因で自動更新が発生することはありま
せん。
カーネルの自動更新を受け取るには、 Windows Update の設定を有効にしてください:' Windowsの更新に、その他のMicrosoftの製品の更新情報を受け取 る'。
詳細については、 https://aka.ms/wsl2kernel.
を参照してください
カーネル バージョン: 5.10.16
WSLを更新する
更新する。
PS C:\Users\hoge> wsl --update
ロールバックする。
PS C:\Users\hoge> wsl --update rollback
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