Qiita, Zenn, Dev.toの収益構造を調べてみた 〜仮に自分のPFを収益化するならどうするか〜
はじめに
現在プログラミングスクールに通っており、Miniitaという技術記事投稿アプリをPFとして作成しました。
現在転職活動に向けて準備をする中で、ふと自分のPFを収益化するならどうするかと考えました。
類似サービスであるQiita, Zenn, Dev.toでの収益構造をきちんと調べたことがなかったので、この考えをきっかけに調べてみました。
誤りとうございましたら優しくご指摘いただけますと幸いです。
Qiitaの収益構造
2024年4月に東京ウォーカーから2024年に会員数120万人を突破!日本最大級のエンジニアコミュニティ「Qiita」がエンジニアに愛され、成長し続ける理由とは?という内容で、収益構造に関する詳細の記載を見つけました。
収益構造
- Qiita:①広告収益 / ②企業さんとのタイアップイベントを共催してコミュニティから集客
- Qiita Team:③企業に導入をしてもらいサブスクリプション形式で運営
Qiita、およびQiita Team(企業の社内向け情報共有サービス)という2軸で収益を確保しているとのことでした。
Qiita TeamのHPは初めて拝見しましたが、8,500社以上の企業が導入しているそうです。
Zennの収益構造
Zennの収益構造に関しては、2024年8月にZennの収益施策についてという形でお知らせに載っておりました。
収益構造
- ①本やバッジの販売から得る手数料
- ②「Publication Pro」という有料プラン(2024年〜)
- ③スポンサーシップなど、企業向けの支援メニュー(2024年〜)
記事を拝見すると、今年から②③の施作は始まったようです。
広告のない簡素なデザインを備えたZennというのがスタートのため、確かにQiitaと比較すると広告収益の有無が大きな違いかなと感じました。
Dev.toの収益構造
海外の技術記事サイトDev.toの収益構造に関して、2019年6月の記事しか見つけられなかったので今は変わっている可能性がありますが簡潔にまとめたいと思います。
収益構造
- ①Sponsorship:メインのニュースレターへの掲載など
- ②Special events:オンラインイベント、ハッカソンなど
- ③Support contracts for devrel teams:開発チーム向けのサポート契約
- ④Pro features:プロアカウント機能
2019年時点での主流は上記のようで、他収益モデルも構想中というような内容が書いてありました。
また、The fastest route to monetization (and often exploitation) are obtrusive ads and paywallsとのことで、収益化の最短ルートは広告収益とpaywall(一部有料化する)とも書いてありました。
最後に
自分のPFを作成するにあたり類似サービスの機能面は確認しておりましたが、収益構造までは確認していなかったので自分自身勉強になるとともに、サービスによって少しずつ異なると感じました。
何はともあれユーザー数を獲得しない限りには収益化は難しいので、より良いサービスへの改善や今後のサービスづくりに励みたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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