チャレンジパッドで学習兼用改造をするには?
今回は、2024年末時点での、チャレンジパッド3に置いての、学習兼用改造の仕方を解説していきます。
学習兼用改造とは?
普通、チャレンジパッドは、初回セットアップ時に「チャレンジタッチ」以外の機能は使えなくなりますが、そのセットアップ後にも、一部制約はあるものの、普通の Android タブレットとして使える状態で、かつ、学習環境にも戻れる状態を指します。
正直、「メリットは?」と聞かれたら何も答えられないですが...
まぁ、これは改造する本人に聞くのが一番良いでしょう。
必要条件
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チャレンジパッド3 (TAB-A04-BR3)
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パソコン (ADBが使えれば)
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USB2.0 mini-B のケーブル
https://www.amazon.co.jp/dp/B00NH13S44
チャレンジパッドNext に関しては、要望があればやります。
実践
大前提
失敗しても成功しても、その後何故か兼用状態が消えようと、一切責任は取りません。
初期化
まずは、チャレンジパッド本体を初期化します。
以下の公式サイト(笑)を参考にしてください。
https://www.benesse.co.jp/member/helpdesk/close/process.html
セットアップ
普段通りにセットアップを進めて、次の画像になるまで進めます。
一番の関門
ここが一番難しいです。
何故なら運ゲーだからです。
先程の画像の【「チャレンジタッチ」を始める!】のボタンを、本体上部右側にあるリセットボタンとほぼ同時に押さなくてはなりません。
このタイミングが本当にシビアなんですよね...
僕の感覚的には、
- 始める ボタンを押す
- 0.4秒以上0.6秒以内にリセットボタンを押す
って感じです。
間違ってる可能性もあるので、あくまでご参考程度に。
ただ、始める ボタンを押した瞬間にリセットボタンを押すと早過ぎるんですよね。
次の章で、どのようになれば良いかを解説します。
権限をぶんどる
リセットボタンを押すとシャットダウン状態になるので、とりあえず電源を付けます。
起動後、成功しているか確認する方法は、
開発者向けオプションが開けるかどうかです。
これで、パスワードの入力が求められたら失敗です。
その時はまた最初に戻りましょう。
形勢逆転
こっから改造していきます。
PCで用意するもの
- ADB コマンド
- Nova Launcher ※直DL
- CT3 Digichalizer ※直DL
開発者向けオプションを有効にし、USB デバッグを接続します。
ADB 関係は各自で調べてください。
とりあえず、Nova Launcher をインストールします。
普通に
adb install NovaLauncher_6.2.19.apk
で良いです。
次に、CT3 Digichalizer と言う聞き覚えのないアプリですが、これは僕が作った学習兼用補助アプリです。
次のコマンドでインストールします。
adb install -i jp.co.benesse.dcha.dchaservice -g CT3-Digichalizer-v3.0.2.apk
出来たら、一旦ホームボタンを押して、Nova Launcher を 常時 として選択します。
初期設定を済ましたら、再度設定アプリを開き、ユーザー補助に入ります。
「Nova Launcher 起動サービス」を押して、有効にします。
でけた!!
この状態で、ホームボタンと音量+を同時に押してみてください。
すると、権限の要求がされるので、許可してください。
もう一度同時押しすると、いつものホームローディングが始まります。
学習コンテンツのダウンロードを始める前に、ホームボタンと音量−を同時に押して、Nova Launcher が起動するかどうかを確認します。
これで起動出来れば完璧です!
後は好きなようにしてください。
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