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【Laravel】artisan serveのオプションのあれこれ

あーるあーる

ビルトインサーバーとは

いわゆる開発サーバーのこと。

Laravelプロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行するとローカルホスト上に開発サーバーが起動する。

$ php artisan serve

起動後はWebブラウザからHttpでアプリの動作を確認できる。

別途サーバーを用意することなくローカルホストで完結するので簡単な動作確認時に重宝する。
開発サーバーはあくまで開発サーバーなので本番環境と混在させないように注意する。

あーるあーる

オプションを紐解く

何もオプションを付けずにartisan serveとすると127.0.0.1:80にてリクエストを受け付けるようになる。

またいくつかオプションが用意されており、任意の値でサーバーを構成することも可能。
オプションは大文字で入力しても動作する。

ホスト名を明示的に指定したい

--hostを使用する

$ php artisan serve --host=localhost

 INFO  Server running on [http://localhost:8000]

ポート番号を明示的に指定したい

--portを使用する

$ php artisan serve --port=3000

 INFO  Server running on [http://127.0.0.1:3000].

ホスト名とポート番号をまとめて指定したい

$ php artisan serve --host=localhost --port=3000

 INFO  Server running on [http://localhost:3000].

サービス提供を試行するポート最大数を明示的に指定したい

--triesを使用する。

$ php artisan serve --tries=5

 INFO  Server running on [http://127.0.0.1:8000].

おそらくあまり使わない…と思われる。使ったことがない。
本項については、あまり情報が見つからなかった。

デフォルトでは10が設定されている模様。

.envファイルの変更をリロード時に読み込まないようにしたい

--no-reloadを使用する。

.envファイルの変更を開発サーバーへ反映させるのを停止する。

$ php artisan serve --no-reload

 INFO  Server running on [http://127.0.0.1:8000].

初回のみ.envファイルの中身をロードするが、起動後はリロードしても.envファイルを読み込まないようになる。

このスクラップは2023/01/01にクローズされました