MacでCodeコマンドを使う【VSCode】
はじめに
MacBookで開発中にVSCodeをターミナル(Zsh)から開きたかったので調べる。
Windows (WSL2)ではパスが通っているため問題なく起動できる。
Windows(WSL2)では以下のコマンドでVSCode(Stable)が起動する。
$ code
Macのターミナル(Zsh)から上記のコマンドがうまく動作しなかった。
環境
- macOS Big Sur 11.2.1
- ITerm2 Build 3.4.4
- VSCode Insider 1.54.0-insider
- VSCode 1.53.0
Codeコマンドとは
ターミナルからVSCodeを起動するために用意されたコマンド。
code
でVSCodeを起動できる。
WSL2と同じように以下のコマンドを実行した結果。
$ code
zsh: command not found: code
codeコマンド
が見つからないと怒られる。
ドキュメントを探しつつ対応してみる。
VSCode側からパスを通す
VSCodeの公式サイトにドキュメントがあったため参考にして進める。
VSCodeのコマンドパレットからパスを通すことができるっぽい。
VSCodeでコマンドパレットを開く(⇧⌘P)
表示されたコマンドパレットにshell command
と入力。
インストールとアンインストールのオプションが表示された。
シェルコマンド : PATH内にcode-insidersコマンドをインストールします
を選択。
管理者権限を求められたため従う。
右下に結果が表示される。無事にインストールできたみたい。
コマンドを実行してみる
$ code-insiders
許可を求められたら許可する。
ターミナルから直接VSCodeが立ち上がった
Stable版と共存できるか確認
Insidersとコマンドが異なるため共存できそう。
Insidersと同じ手順でコマンドを追加。
$ code
Stable版のVSCodeがターミナルから起動した。共存はできるみたい。
よく使いそうなコマンド
codeコマンドでできることをまとめる。以下Stable版で実行。
VSCodeを起動
$ code
VSCodeでディレクトリを開く
$ code .
開きたいディレクトリにcdコマンド
で移動して以下のコマンドを実行。
おそらく一番使うかもしれないコマンド(個人的に)
VSCodeでファイルを開く
$ code hoge.txt
VSCodeでファイルを比較する
$ code -d hoge1.txt hoge2.txt
ヘルプを表示
$ code -h
使えるコマンドが一覧で表示される。困ったらこれ。
まとめ
- MacでCodeコマンドを実行できた
- InsidersでもCodeコマンドが存在し共存できる
- VSCode使うならとても便利