Claude Codeでセッションごとのコンテクスト残量を表示する - cccontext
Claude Codeで並列開発が可能になり、複数のセッションを立ち上げて開発を動かすことが増えました。
「これが$200なら安いな」と思いつつ、「いつか制限は入るだろう」と思っていました。
案の定、2025/08/28からWeekly Limit なる週間での利用制限が発表されました。
これまで以上に Context 消費量を意識した開発が必要になりそうです。
また一部では「Claude Codeがどこかのバージョンからバカになっている」という話もちらほら。
Claude Codeでも Auto-compact 発動までの Context 残容量の表示はありますが、一定以上を超えるまでは表示されません。
これらを考えると、個人的には常にその時点での Context 消費量を把握しながら開発をしたいです。
そこで cccontext なるツールを開発しました。
使い方
少ないながらコマンドオプション作ったりしていますが、やりたいことは単純なので私が主に使っているものだけ簡単に説明します。
最新セッションの詳細確認
$ npx cccontext
上記コマンドで最新のセッションでの Context 使用量や Auto-compact 発動までの残容量その他そのセッションでの状態を表示します。
並列開発しないとか、1つだけ確認できればいいという方はこれでいいかもしれないです。
また以下のコマンドで指定したセッションの状態を確認することも可能です
$ npx cccontext --list // セッションの一覧確認
$ npx cccontext -session <number> // セッションの一覧確認
(UI統一感ないのでここは改善の余地あり...)
セッション一覧の確認
私のように複数セッションで並列開発していたり、細かく /clear しながら開発した方には以下のコマンドで一覧で表示するのをおすすめします。
npx cccontext sessions --live
/clear
や /compact
の実行も自動で反映されます。
私の場合は iTerm2 + tmux で開発していますが、ペイン1つをこれに割り当てて常に Context 残容量を確認しつつ指示出しをしています。
まとめ
やりたいことは最低限実現できていますが、UIの改善や細かい機能改善、パフォーマンス改善などいくつか改善したい部分はあるので時間があるタイミングで手を入れていければいいなと思っています。
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