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EtherfiとLidoの違い

2024/07/11に公開

EtherfiとLidoで同じこと

どちらもLiquid Stakingができて、EtherfiではeETH、LidoではstETHが手に入る。

以前stETHのコントラクトがおもしろい件について触れたが、eETHのコントラクトもこれにならっているようで、どちらも保持しているだけでtokenの量が増える仕組みになっている。
https://x.com/ryoheikomy/status/1780550249020588287

EtherfiとLidoで違うこと

違うのは、EtherfiがeETHに紐づくETHを、NativeにRestakingしていること。
つまりstETHは自分でEigenLayerにdepositしないとRestakingできないが、eETHは持っているだけで裏側でEigenLayerにRestakingされている。

これによって以下のような違いが出てくる。

LidoのstETH

  1. 持っているだけでstETHの量が増える
  2. EigenLayerにdepoistするとEigenLayerのポイントがもらえる
  3. depositしたstETHをEigenLayer上でrestakeすると、サポートするAVSのtokenが今後もらえる可能性

EtherfiのeETH

  1. 持っているだけでeETHの量が増える
  2. 持っているだけでEigenLayerのポイントがもらえる
  3. 持っているだけでサポートするAVSのtokenが今後もらえる可能性
  4. 持っているだけでEtherfiのポイントがもらえる
  5. eETHをEtherfiのダッシュボードからさらにDeFi運用できる (自分で運用してもいいし、Liquidという機能で自動運用させても良い)

Etherfiでは④⑤の部分が追加されていて、⑤がおもしろい。stETHはRestakingすると自分の手元からは無くなってしまうが、eETHはRestakingしている状態でも自分の手元に残っているため、Restaking後にさらにDeFi運用ができる。

この特徴から、stETHがLST (Liqiud Staking Token)と呼ばれているのに対し、eETHはLRT (Liquid Restaking Token)と呼ばれたりする。

これらの特徴を見るとEtherfiの方が良さそうに感じるが、結局はどこまで深く担保のトークンを運用できるようにするかの話で、何が正解なのかはまだ分からない。深くすれば深くするほどリターンは増えるが、バグや悪意のある行動によって資産を失うリスクも増える。

Link

Etherfi
https://www.ether.fi/

Lido
https://lido.fi/

Xの元ポスト
この記事を書く前にXにまとめた内容
https://x.com/ryoheikomy/status/1786751277504016834

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