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EtherfiとLidoの違い
EtherfiとLidoで同じこと
どちらもLiquid Stakingができて、EtherfiではeETH、LidoではstETHが手に入る。
以前stETHのコントラクトがおもしろい件について触れたが、eETHのコントラクトもこれにならっているようで、どちらも保持しているだけでtokenの量が増える仕組みになっている。
EtherfiとLidoで違うこと
違うのは、EtherfiがeETHに紐づくETHを、NativeにRestakingしていること。
つまりstETHは自分でEigenLayerにdepositしないとRestakingできないが、eETHは持っているだけで裏側でEigenLayerにRestakingされている。
これによって以下のような違いが出てくる。
LidoのstETH
- 持っているだけでstETHの量が増える
- EigenLayerにdepoistするとEigenLayerのポイントがもらえる
- depositしたstETHをEigenLayer上でrestakeすると、サポートするAVSのtokenが今後もらえる可能性
EtherfiのeETH
- 持っているだけでeETHの量が増える
- 持っているだけでEigenLayerのポイントがもらえる
- 持っているだけでサポートするAVSのtokenが今後もらえる可能性
- 持っているだけでEtherfiのポイントがもらえる
- eETHをEtherfiのダッシュボードからさらにDeFi運用できる (自分で運用してもいいし、Liquidという機能で自動運用させても良い)
Etherfiでは④⑤の部分が追加されていて、⑤がおもしろい。stETHはRestakingすると自分の手元からは無くなってしまうが、eETHはRestakingしている状態でも自分の手元に残っているため、Restaking後にさらにDeFi運用ができる。
この特徴から、stETHがLST (Liqiud Staking Token)と呼ばれているのに対し、eETHはLRT (Liquid Restaking Token)と呼ばれたりする。
これらの特徴を見るとEtherfiの方が良さそうに感じるが、結局はどこまで深く担保のトークンを運用できるようにするかの話で、何が正解なのかはまだ分からない。深くすれば深くするほどリターンは増えるが、バグや悪意のある行動によって資産を失うリスクも増える。
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