↗️
Cursor-The AI-first Code Edititorでvimカーソル移動hjklの長押しを有効にする
macOS環境でCursorや他のテキストエディタを使用している場合、vimスタイルのカーソル移動(hjklキー)で長押しによる連続入力がデフォルトでは無効になっています。この記事では、その問題を解決する方法を紹介します。
VSCodeでの解決例
まず、VSCodeで同じ問題を解決する方法を見てみましょう。以下のコマンドをmacOSのターミナルで実行します。
defaults write com.microsoft.VSCode ApplePressAndHoldEnabled -bool false
defaults delete -g ApplePressAndHoldEnabled # 必要に応じてグローバルデフォルトをリセット
このコマンドは、VSCode内での長押しによるキーの連続入力を有効にします。
このコマンドの意味
defaults write
コマンドはmacOSのユーザデフォルト設定を変更します。ここでは、ApplePressAndHoldEnabled
をfalse
に設定して、特定のアプリ(この場合はVSCode)でキーの長押しによる連続入力を有効にしています。
Cursorに適用する方法
Cursorに同じ設定を適用するには、まずCursorのアプリケーション識別子を取得します。以下のコマンドを使用してください。
osascript -e 'id of app "Cursor"'
このコマンドで取得したアプリケーション識別子(例: com.todesktop.230313mzl4w4u92
)を使用して、以下のコマンドを実行します。
defaults write com.todesktop.230313mzl4w4u92 ApplePressAndHoldEnabled -bool false
defaults delete -g ApplePressAndHoldEnabled
これで、Cursor内でも長押しによるキーの連続入力が可能になります。
まとめ
この小さな設定変更により、Cursorをはじめとするテキストエディタでのvimスタイルの操作が格段に快適になります。ぜひお試しください。
Discussion